韓国のトンデモ反日小説「SAPIO」01.9.26号
2013.09.28 Saturday 02:48
くっくり
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「SAPIO」2001.9.26号
特集【韓国「反日症候群」の正体】より
<願望>
ラストシーンは決まって「日本を植民地化」「地震で沈没」「原爆投下」だ
バカ売れ!トンデモ反日小説の「どうして、こうなるの!」
全南大学講師 野平俊水
【PROFILE】1968年北海道生まれ。天理大学朝鮮学科卒。全南大学校国語国文科博士課程卒業。現在、全南大学校日語日文学科講師。専攻は韓国語学。著書に『韓国・反日小説の書き方』(亜紀書房)がある。
韓国では「反日小説」が、書店の一コーナーを占めるまで売れているという。しかし、その内容といえば、正しい理解に基づいたものならまだしも、日本の事情に疎い作者たちが、本人の思いこみで書いている作品ばかりが目立つ。96年、『韓国・反日小説の書き方』でそのトレンドをいち早く指摘したソウル在住・野平俊水氏が「反日小説」の最新事情を報告する。
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韓国には「反日小説」とでも呼ぶべき特異な小説のジャンルが存在する。一口で説明すれば、日本と韓国が対決して一戦を交え、結局は韓国が勝利する小説である。この「対決」とはほとんどの場合「戦争」である。ゆえに「反日小説」とは大部分が「日韓戦争小説」のことであると言って差し支えない。
韓国でこうした「反日小説」が出版され始めたのは90年代の初めごろからである。その中でも最も有名な小説は93年に出版された『ムクゲノ花ガサキマシタ』(邦題)であろう。日本に南北朝鮮が共同で開発した核ミサイルを撃ち込むというこの小説は330万部を売り上げ94年度のベストセラー1位に輝いた。これ以降、出版社も「日韓対決小説は売れる」と気づいたらしく、似たりよったりの小説を続々と出版し始めた。内容も90年代の初めには日本が韓国を一方的に侵略し蹂躙するというものだったが、90年代の半ばごろから日本の侵略を韓国が撃退するという内容の小説が大勢を占めるようになり、最近では韓国軍が大した理由もないのに日本を侵略し征服するという内容の小説が主流となっている。このような内容変化を経ながらも「反日小説」は現在に至るまで出版され続けており、日本人のあずかり知らぬところで一大ジャンルを形成するにまで至っているのである。
「韓国人主人公に惚れる日本人女性」がお約束
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