「アンカー」汚染水の解決策『処理して海に出す』を言えない安倍政権…世界の原発はトリチウムを大量に放出…総理の本心は?

2013.09.19 Thursday 01:40
くっくり



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村西利恵
「この汚染水問題について、安倍政権も東電も、一番肝心なことを言っていない」

青山繁晴
「はい。さて、この一番肝心なことってのは一体何なのかというと、もうこれ、最初のうちにはっきり申し上げたいと思います。それは、これです」

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村西利恵
「それは、いずれ『水』を海に出すということ」

青山繁晴
「はい(一同ざわ)。これは、この文字をご覧になったら、視聴者の方の胸の中に当然、えー、真っ黒い不安が起き上がったと思います」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「えー、つまりあれだけ貯まりに貯まった汚染水を、えっ、これから海に出すと言うのかと。ね。そう思われるでしょうが、よく見て下さい。ここに、水と書いてありまして、今、貯め込んでる、汚染水ではなくて、これは、処理をした水になるんです。処理水って言葉も、実際にあります。そして実はですね、このコーナーだけじゃなくて、この水曜『アンカー』で何度も原子力規制委員会のあり方を、非常にきつく、厳しく批判してきましたが、このことについては、実は田中委員長はまともなことをおっしゃったんです。汚染水を、処理して、つまり、放射性物質を除去して、海に出さねばなりませんってことを、これはいわば、真っ正直に言ったんですよ」

山本浩之
「汚染水をそのまま出すのではなくて、汚染水を処理したものを出すっていうふうに言ってた…」

青山繁晴
「もちろん。そのまま出すってことは絶対ありません。絶対してはいけないです。ですから、原子力規制委員長の田中さんも、その、処理した上で出すってことを言ったんですが、全然反応がなかったんですよ。それどうしてかというと、それは今までの原子力規制委員会のあり方が、たとえば活断層の問題だけに、偏って集中したり、要するに、立地県も国民の側からもよくやってることが分からない、不信感がありましたから、突如それを言われても、よく分からなかったわけです。えー、そういう日本の今の雰囲気があるから、たとえばアメリカからですね、えー、僕もある程度存じ上げてるアメリカの核規制委員会、NRCの元専門家などが日本に来て、問題が複雑になってるって言って、それ報道されたんですが、複雑になってるって言われても何のことか分からないけど、要は、アメリカはスリーマイル島の事故を経験してて、その時の、たとえば汚染水の処理についても、要するに、水をきれいにして海に出して、それで終わってるわけです。それしか方法はないのに、日本ではそれ言えなくなってるねと。だから複雑化してると、本当は言ったわけですね」

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