「アンカー」TPPと消費増税の正体がNYで見えてきた…TPPで妥協しても日米同盟強化にはつながらない!報道されてるよりもっと悪い財務省!
2013.08.22 Thursday 03:29
くっくり
村西利恵
「来日していたアメリカの通商代表部のフロマン代表は、おととい日本記者クラブの会見で、『すべての国に重要品目はある。交渉を通じて対応するべきだ』と話し、関税撤廃に例外を認めることを示唆しました」
青山繁晴
「はい。これ、フロマンさんっていうのは、まああの、有名人で、あの、オバマ大統領とだいたい学生時代から、とても親しい人なんですよね。それでこの写真ではちょっと雰囲気が伝わってないけど、実際はすっごい圧迫感のある人で、まああの、タフネゴシエーターって言われてますが、今の(VTRの)目つきの方が、あの、普段の彼らしいですけど、まああの、強力な交渉する人なんですよ。その強力な交渉する人がこういうことを日本に来て、その公開の場で言ったわけですね。えー、つまり、それぞれの国に、重要品目って言ってるけどそれは自動車とか、まあ農産物も含めて、で、それあるんだよねと。で、交渉で対応するべきだっていうのは、つまりTPPは本来関税を全部なくするって言ってるはずが、いや、例外を認めてもいいよってことを、示唆したってことなんですよ。これはすなわち、ニューヨークで僕が聞いた話と、もうぴったり重なってるわけですよね。で、こういうことを全体を通じて、一言で言うべきことを言うなら、それは、これです」
image[130821-06nichibei.jpg]
村西利恵
「ニューヨークで見えてきたTPPの正体。それは、TPPで妥協しても、日米同盟の強化にはつながらない」
青山繁晴
「つながりません。えー、つまり、これは残念ながら安倍総理におかれても、やっぱり思い込み、の、罠に、はまってるんじゃないかと思うんです。つまりワシントンのオバマ政権が喜ぶこと、オバマさんが今後の3年間を無事に過ごすために、自動車業界からの献金も安定してもらうために、TPPをやってる、そこで妥協して日本の安全文化を変えたり、日本の、この精緻な車づくりをわざわざ、その、正面衝突しか耐えられない車にしてしまったり、食品添加物の基準を下げたりしたら、おしまいだっていうことですよ。ね。それをやっても、日米同盟の本質的な強化にはつながらないってことなんで、これは絶対に妥協してはいけません。但し、誤解のなきよう。今そういうことで妥協をすると安倍政権が、たとえば公言してたり、甘利さんに、あの、安倍さんがそれを指示した事実はありませんが、しかしフロマンさんが、フロマンUSTR代表が、そのタフネゴシエーターが、交渉上手が最初にああいう妥協を言ったっていうことはですよ、その、今言ったような話で、実は譲るだろうねってことを言ってるわけですよ。これは絶対に僕ら見逃しちゃだめです。知らないうちに日本の、人が乗る、何気なく乗る車が、たとえば横からの衝突に耐えられないような車になってる、そんなことでいいんですか。それ絶対に国を誤ります。で、その上でですね、もう一点だけ、今日は踏み込んで話したいのは、こういうことの背景にあるのは、日米同盟を強化したら、子々孫々のためにもずっと安心だって思い込み、これ、今日ちょっと言葉きついとは思いますけど、思い込みが、安倍総理にもあると思うんですよ。しかしこれはですね、たとえばニューヨークに普通に観光に行っていただいても、あの、観光客で行かれてもですね、直面する現実がありますね。ニューヨークに行かれたら、今までと違って中国や韓国の人の姿がものすごく多いでしょ? で、それを、本当はどう見るべきかというと、将来に向けては、実はこれなんです」
[7] << [9] >>
-
trackbacks (1)
<< 韓国系が排斥する「竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記」を読みました
支那系合衆国大統領が誕生する日…今やアメリカ西海岸は支那人の牙城!(河添恵子さんの講演より) >>
[0] [top]