韓国系が排斥する「竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記」を読みました

2013.08.19 Monday 22:08
くっくり


 日本がどう、朝鮮がどう、ソ連がどう、といった政治的な記述は一切存在しません。

 これは、戦争に巻き込まれながらも、さまざまな苦難に打ち勝ち、時には人の優しさに助けられながら、力強く生き抜こうとした純粋な少女と家族の物語です。

 だからこそ「戦勝国」であるアメリカ国民も、この物語を感動と教訓を持って受け入れることができたのでしょう。

 この現実を、韓国人・韓国系アメリカ人の方々にはちゃんと見ていただきたいです。
 ごく一部の記述に脊髄反射するのではなく。

 「日本人を被害者にし、長年の日帝侵略が朝鮮人民に対して被害、犠牲、苦痛を与えた歴史を正確に書いていない」というのが、彼らの言い分の骨子のようです。

 なのに、その「正確に書いていない」と言い募る側が、ヨーコさんのお父さんの経歴を捏造してまで排斥運動を行うというのは、いかがなものでしょうか。

 反日に凝り固まって、目的のためには手段は選ばない、自分たちの意にそぐわないものを排斥するためなら捏造も辞さず、というのは彼らのいつものやり方だから、今さら私たちが何を言っても馬耳東風なのでしょうが……。

<追記8/20 17:10>ヨーコさんは現在も、講演活動などで全米だけでなく世界各国をめぐる多忙な日々を送っておられます。詳細はコメント欄の【くっくり@管理人 | 2013/08/20 05:09 PM】を参照。

image[130818-09youko.jpg]

 最後になりましたが、私が今日一番言いたいこと。

 この本を、ぜひ日本の学校でも教材として導入すべきです。
 というか、日本人の体験なのですから日本の学校で教えるのが、よりふさわしいと思います。

 これまで日本の教育現場で、戦争の悲惨さ、特に民間人が犠牲となる理不尽さを伝えるための題材とされてきたのは、広島・長崎の原爆、あるいは日本の各都市への空襲、あるいは地上戦に見舞われた沖縄といったふうに、国内の話がほとんどではないでしょうか。

 私は昭和39年生まれで、両親から祖父母に至る世代がまさに引揚者の世代であるにもかかわらず、教師から引き揚げ体験を聞いたことは全くありません(被爆体験、空襲体験は山のように聞かされましたが)。


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