韓国系が排斥する「竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記」を読みました
2013.08.19 Monday 22:08
くっくり
特に日本女性に対しては見境ない状況で、ヨーコさんも強姦の現場を何度となく目撃する羽目に陥りました。
「共産軍」(本書には朝鮮共産軍と記されていますが、朝鮮人の保安隊のことと思われ)も冷酷非道な人間ばかりで、日本人のみならず反共産主義者とみなせば朝鮮人でも殺す有様でした。
でも、ひどい日本人も少なからず登場します。
金属供出で自宅に来た憲兵はヨーコさんを足蹴にして怪我を負わせました。
ヨーコさんたちの荷物を盗もうとした日本人引揚者もいます。
ヨーコさんとその家族にしたって、目の前で爆撃により死んだ「共産軍」の兵士の衣服を剥ぎ、それを着て逃げています。
もちろん、自分たちが日本人であること、そして女性であることを隠すためです。
あの時代、誰もかれもが皆、生き延びるために必死だったのです。
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一方で、あとがきにあるように、優しい朝鮮人も出てきます。
兄の淑世(ひでよ)さんが出会った朝鮮人一家がそうでした。
淑世さんは終戦時、弾薬工場での勤労奉仕のためにヨーコさんたちとは別の町にいて、一緒に逃げることができませんでした(38度線が引かれた時、彼は北にいました。そのため帰国が大幅に遅れます)。
何度も死に直面しながら逃避行を続けた淑世さんは、雪の中、一人で行き倒れていたところを金さん一家に助けられ、命をとりとめます。
日本人を匿っているのがばれれば、自分たちも殺される状況であったにもかかわらず助けてくれたのです。
しかも数ヶ月間も家においてくれ、「このまま我が家の子供になりなさい」とまで言ってくれました。
が、淑世さんの「祖国に帰りたい、家族に会いたい」という気持ちを理解し、最後は38度線を南に越える手助けまでしてくれました。
他に、戦前からヨーコさん一家と家族ぐるみの付き合いがあった李さん一家もいました。
ただ、終戦時に淑世さんが李さん一家を頼って家に行ってみると、無残にも彼らはすでに「共産軍」に殺害された後でしたが……。
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