韓国系が排斥する「竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記」を読みました

2013.08.19 Monday 22:08
くっくり



 この本がアメリカで出版されて20年経った2006年の秋、ボストン近辺に住む在米2世韓国人たちが突如怒りを爆発させました。
 本書はアメリカで中学生の教材として採用されていたのですが、その内容について、「日本人を被害者にし、長年の日帝侵略が朝鮮人民に対して被害、犠牲、苦痛を与えた歴史を正確に書いていない」「強姦についても写実的に書いており、中学生の読むのにふさわしい本ではない」といった理由をつけて、本を教材からはずす運動をあらゆる手段を使ってやり始めたのです。
 さらに、「著者の父親が731部隊に属していた悪名高い戦犯であり、また慰安婦を満州に送った悪者である」といった事実に反することも言い始めました。そこにボストン駐在韓国領事も仲間に加わり、この動きが世界中に広まったのです。

 本書は、私が11才のとき、母、姉と朝鮮北部の羅南を脱出したときの体験を書いた自伝的小説に過ぎません。私の意図は、個人や民族を傷つけるためのものではなく、この物語を通して戦争の真っ只中に巻き込まれたときの生活、悲しみ、苦しさを世の中に伝え、平和を願うためのものでした。
 どの国でも戦争が起きると、人々は狼狽し、混乱して下劣になりがちですが、その反面、人間の良さをも引き出させることがあります。私はこの物語の中で、自分たちの身の危険もいとわずに兄の命を助けて保護してくれた朝鮮人家族の事を語っています。これは「親切さ」についての一つの例えですが、彼ら以外にも親切にしてくれた多くの朝鮮人たちがいました。
 羅南から釜山、日本の福岡へと帰ってきた少女時代の経験は、戦争とは恐怖そのもので、勝負はなく互いに「負け」という赤信号なのだということを私に教えてくれました。私はそのことを本書を通して地球上の全ての子供たちに伝えたい――それだけが私の願いです。
 子供時代の思い出であるが故、歴史家から見れば、いたる所に間違いもあるでしょう。その点はお許し下さい。

 「竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記」を読み終えた後、真っ先に出た私の感想は、「韓国人がなぜこの本を排斥しようとするのか理解できない」というものでした。

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 確かに、ひどい朝鮮人はたくさん出てきます。

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