韓国系が排斥する「竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記」を読みました
2013.08.19 Monday 22:08
くっくり
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著者のヨーコ(漢字表記は擁子)・カワシマ・ワトキンズさんは1933年(昭和8年)、青森生まれ。
生後6ヶ月で南満州鉄道(満鉄)に勤務するお父さんに連れられ、家族で朝鮮北部の羅南(現在の北朝鮮・咸鏡北道清津市)に移住しました。
1945年(昭和20年)、敗戦の間際、ソ連軍が攻めてくるというのでお母さん、お姉さんとともに羅南を脱出。
朝鮮半島を縦断する決死の体験を経て、日本へと引き揚げました。
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帰国後は、京都市内の女学校に入学。
働きながら卒業し、大学の夜間部で英文学を学びました。
卒業後、米軍基地で通訳として勤務していましたが、結婚し渡米。
アメリカの子供たちに日本文化を伝える活動をしていました。
そして、1986年(昭和61年)、自身の体験を描いた初の著書である本書「So Far from the Bamboo Grove」を刊行。
タイトルの「竹林」には、羅南の自宅と、青森県の母の実家への思いの2つの意味が込められているそうです。
「So Far from the Bamboo Grove」は、戦争の悲惨さを訴える資料としてアメリカで優良図書に選ばれ、中学校用の教材として多くの学校で使用されています。
長い間、日本語版の出版が待たれていましたが、今年7月、ついに「竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記」というタイトルで日本語版が刊行されました。
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数年前、「So Far from the Bamboo Grove」は日本(のネット)で一躍有名になりました。
なぜ有名になったのか?
拙ブログの読者様はよくご存知でしょう。
韓国人・韓国系アメリカ人がこの本の内容に反発し、教材使用禁止運動を繰り広げたことがきっかけです。
著者のヨーコ・カワシマ・ワトキンズさんが、あとがき「日本語版刊行に寄せて」の中で経緯に触れていますので、その箇所を引用させていただきます。
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