「アンカー」安倍政権に擦り寄る中国&動き始めたチャンドラ・ボース・ジャパン大学計画

2013.08.01 Thursday 01:01
くっくり


村西利恵
「外務省幹部によると、『中国から、経済関係を深めたいと言ってきている』」

青山繁晴
「はい。これ、経済関係を深めたいっていうのは、えー、絶妙な言い方だと、僕は思うんですね。あくまであの、水面下の、えー、日中の、外務省どうしの交渉なんですけれども。えー、これは、えー、この『アンカー』で何度も言いましたが、中国経済は今、一般的に言われてるよりも非常に苦しい状況にあります。というのは人件費が上がってしまって、世界の下請け工場、もうできない。それなのに、自前の産業資本、つまり、例えばここ大阪ですけど、パナソニックでも、あるいは名古屋のトヨタでもどこでも、民間の産業資本です、日本は。ところが中国はいろんな名前ついてても実態はほとんど国有企業で、自前の産業資本、自力でできる産業資本って育ってないから、下請けはできない、自前の動きもできない、どうしたらいいんだ、結局はしばらくは外国からの投資に待つしかない、いや、あの、依然として期待し続けるしかないのに、起きてるのはこれなんですよね」

image[130731-10tettai.jpg]

村西利恵
「背景には、日本企業が中国から次々に撤退しているということがある」

青山繁晴
「はい。もうすでに人件費が上がってしまって、日本企業としてはもの作りを中国でやる意味が失われている、上に、その、反日政策とかで、他の国にはないリスクがたくさんありますから、次々に撤退、本当はしようとしてると。これ撤退ができないんですよ、そもそも。ひどいケースですと、その地区の共産党が、その日本企業の工場の設備を勝手に売却してしまって、そのお金で、従業員にお金を分配したりっていう無茶なこともあって、それだからよけいにもう早く撤退したいって動きが起きてて、これを何とか止められないかってことを実は安倍政権に言ってきてるんですね。これは実は、中国が、ほんとの自由の、自由主義に基づく経済を理解してないってことでもあります。中国だと政府が何か言えば全部企業もそれに従う。日本はそんなことありませんけれど。中国それ理解できないから、安倍政権にそれを一生懸命言ってきてるわけですね。で、そうしますとね、この、今、日中の間で、ひょっとしたら9月に、まず9月にロシアでG20って開かれますが、その時に立ち話でも日中首脳会談かもしれないって話になってて、それに向けて日中が、その、歩み寄り始めたって報道されてるけど本当は、中国側の事情で、そうなってるんですよね。で、その時に安倍さん非常に強い姿勢を取ってる。前から言いました通り、中国・韓国と下手に妥協すると、むしろ中韓の経済失速に巻き込まれる恐れもありますから、適切な距離を取ることは大事、そこまではいいんですが、じゃあその、今の安倍外交に、問題はないか、課題はないかというと、それは、珍しく外務省の幹部と僕の意見が一致したんですが、その今の課題というのはこれです」

[7] << [9] >>
-
trackbacks (0)


<< 舞の海さんの韓国批判と靖國神社への思い…彼は立派な保守ですよ(おまけ:旭日旗排斥運動)
麻生副総理“ナチス憲法発言”共同通信と朝日新聞の捏造報道に怒り!「ザ・ボイス」より >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]