理想と現実を絶えず秤に掛け続ける安倍さんの困難な戦いを応援します
2013.06.30 Sunday 04:21
くっくり
「理想と現実を絶えず秤に掛け続ける安倍の困難な戦い」には、たとえば安倍政権が政府主催「竹島の日」式典開催を見送ったことや、憲法96条改正をトーンダウンさせたことや、村山談話・河野談話の見直しを先送りしたことや、あるいはTPP交渉参加を決めたことなども含まれるのでしょう。
参院選で自民党が大勝し、安定した政権運営が見込まれる状況になれば、安倍さんも本来あるべき姿を少しずつ取り戻していくとは思います(公明党がネックになる場合も多々あるでしょうが)。
今年の8月15日に安倍さんが靖国神社に参拝するかどうか、これがひとつの試金石になるかもしれません。
ただ、参拝は私は微妙だと思っています。
安倍さんは、やはり今はまず日本の経済・景気回復が第一で、他の政策、特に憲法や領土や教育や歴史認識に関わる問題は、長期計画で考えていると思うからです。
言い方を変えれば、これらは長期安定政権にしか取り組めない課題なのです。
これらの課題はまさに「急いては事をし損じる」で、急速に進めてしまうと内外からの反動や有形無形の圧力によって、政権自体が追い込まれかねないリスク、全てが水泡に帰してしまうリスクを、高い確率ではらんでいます。
それほどまでに、「戦後レジーム」の弊害は日本を深く蝕んでいるのです。
たとえば、慰安婦発言の橋下徹さんを見て下さい。
言っていることは概ね正しくても、根回しもせず、その場の勢いでやってしまった結果、待っていたのは「自爆」でした。
私は安倍さんが「戦後レジーム」からの脱却という大いなる目標を目指し、前を向いて歩き続ける限り、応援し続けます。
「理想と現実を絶えず秤に掛け続け」ながら、ゆっくりとでいいので、確実に歩みを進めて下さい。
双六で言えば、たとえ1コマずつしか前に進むことができなくても、途中で「1回休み」が出て足踏みを余儀なくされても、「10コマ戻る」が出ていったん後退を余儀なくされても、最終的にゴールにたどり着ければそれで良いのです。
そもそもが、戦後70年近くという長きに渡り続いてきた「戦後レジーム」からの脱却を、1年や2年という短い期間で果たせるわけもないのですから。
小川さんも言っているように、仮に安倍さんの挑戦が逆風や困難の中で暗礁に乗り上げそうになった時、支え続ける粘り強さや覚悟があるか。
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