“遺棄化学兵器”問題で旧日本軍兵士の証言
2006.09.04 Monday 00:53
くっくり
●“遺棄化学兵器”の問題では、発煙筒の一部まで、「化学兵器」とされているが、一般的に発煙筒とは、直径約5センチ、高さ約20センチ程度のもので、殺虫剤のようなものを想像すればいいと思う。戦時には、味方の行動を秘匿するために、煙幕として使用したもの。毒性もなく、これを化学弾と呼ぶのは誤り。
●仮に化学弾であったとしても、武装解除でソ連軍に引き渡している。全ての武器・弾薬を整然と引き渡している。だから所有権は日本にない。武器・弾薬は、ソ連軍の所有になり、その後の国共内戦などで兵器を必要とした毛沢東の共産軍に譲り渡したかもしれない。それは私には分からないが、いずれにしても武器・弾薬の所有権はソ連か中共のいずれかにあるはず。日本ではない。
●中国側の主張は、おかしい。引き渡したはずの武器・弾薬の所有権が日本にあるというのなら、私の備前長船の銘刀はどうなるのか。裁判でも起こしたら、返してもらえるんでしょうかね。現在、外務省がどれほど“売国奴的外交”をやっているか。数え上げれば、キリがない。
※米田さんは、武装解除後、シベリアに抑留された。昭和23年12月に復員。
_________________________________内容紹介ここまで
全文は「正論」10月号をご覧下さい。
10月号には、ジャーナリスト・水間政憲氏(山形のシベリア史料館で発見した約600冊の兵器引継書を「正論」6月号で発表)による
<朝日記者らが書き残していた武装解除の真相>
も掲載されています。
ちょこっと補足。
当時は、第一次大戦後にできたジュネーブ議定書によって、毒ガスの戦争における「使用」は禁止されていましたが、「保持」までは禁止されていませんでした。
また、軍事史研究家(元防衛大教授)の柿谷勲夫氏によれば……
「日本軍が製造した化学兵器は、関東軍や支那派遣軍だけに補給されたとは思われません。南方で日本軍が戦った米英軍は大量の化学兵器を所有し、使用する可能性もありました。それ故、米英軍への『抑止力』として、南方軍にも化学兵器を補給したはずです。米軍が、原爆を投下したのは、わが国に核による報復力、つまり抑止力がなかったためです。日本軍が化学兵器を持っていることは、世界中周知の事実でした。だから、武装解除にあたっては、すべての連合国が、日本に化学兵器の引き渡しを求めたはずです。毒ガスを保持していても、ジュネーブ議定書には違反していないのだから、隠す必要はありません。通常の兵器同様、素直に渡したはずなのです。実際、南方軍地域では“遺棄化学兵器”問題は生じておりません。戦利品として分捕った国が、50年たってから“遺棄兵器”とは口が裂けても言えないはずです」(「正論」9月号)
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