沖縄メディアが「反自衛隊」協定を自社労組と交わしていた

2013.06.22 Saturday 03:28
くっくり


 一九七五年十一月六日

《沖縄タイムス社》
 自衛隊ならびに自衛隊員の本社主催事業への参加問題について沖縄タイムス労働組合と沖縄タイムス社(以下会社とする)は、左記のように確認する。
     記
一、会社は、反戦平和の理念を明確にするため自社の主催する事業には原則として自衛隊ならびに自衛隊員は参加させない。
一、会社の主催する事業だけでなく、共催、後援、協賛等の団体に対しても右記の趣旨の徹底を図るものとする。
 一九八二年四月二十三日

《琉球放送》
 琉球放送労働組合と琉球放送株式会社は、自衛隊問題について左記のとおり確認する。
     記
 琉球放送株式会社は、マスコミが第二次世界大戦において日本軍部の大本営発表を報道し、戦争の加担者になってしまった忌まわしい過去への痛苦な反省の上に立って、恒久平和をめざし、戦争につながる一切のものに反対していく立場を明確にする為に「自社の主催行事等には自衛隊ならびに自衛隊員は参加させない」こととする。
 一九八二年四月二十一日

《ラジオ沖縄》
 民放労連ラジオ沖縄労働組合と株式会社ラジオ沖縄は、自衛隊問題に関し左記のとおり合意したので協定する。
     記
 株式会社ラジオ沖縄は、マスコミが第二次世界大戦において日本軍部の大本営発表を報道し、戦争の加担者になってしまった忌まわしい過去への痛苦な反省の上に立って、恒久平和をめざし、戦争につながる一切のものに反対していく立場を明確にするために、「自社の主催行事等には自衛隊ならびに自衛隊員は参加させない」とする民放労連ラジオ沖縄労働組合の申し入れについて基本的に合意し、自社の主催行事等には自衛隊ならびに自衛隊員は参加させないこととする。
 一九八二年四月二十三日

 報道各社が、何と、このような自衛隊員を堂々と差別する覚書や協定を結んでいたというのです。

 私はこれを読んだとき一瞬(°д°)ポカーンとした後、(#゚Д゚)怒りがドーンと爆発しました!

 井上和彦さんも指摘していますが、これが事実であれば、法の下の平等を定めた日本国憲法14条、特に第1項に明確に違反しています。

 【日本国憲法第14条第1項 すべて国民は、法の下の平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。】

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