「アンカー」G8閉幕…日本は世界のメインプレイヤーになろう!激動する中東で日本が担う役割とは?

2013.06.20 Thursday 02:00
くっくり



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村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『首を突っ込む』。中東問題で日本が果たすべき役割とは何なのか。このあと、詳しく解説していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「2つめのキーワード、『首を突っ込む』でしたね。経済だけじゃなくて、中東全体の問題にもこれは、首を突っ込むことが、なぜ必要なのか。続きをお願いしたいと思います」

青山繁晴
「はい。えー、先ほど申しました通り、アラブの春っていうこのきれいな言葉の行き着いた先が、今のところはあのシリアの、悲惨な内戦なんですよね。その、シリアで何が起きてるかっていうのを、すごく簡潔にまとめてみました。ちょっと出して下さい」

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村西利恵
「シリア内戦の経緯です。2011年3月、『アラブの春』の影響で、シリアでも大規模な反政府運動が起きました。2012年には、アサド政権が複数回サリンを使用したと、これはアメリカが断定しています。2013年4月までの犠牲者は、9万3000人を超えるとみられています」

青山繁晴
「はい。この、アラブの春っていうのは、2011年の3月の前に、この北アフリカで、チュニジアとか、チュニジアから始まって、エジプト、リビアに波及してと、たくさん報道ありましたよね。で、そしてシリアに飛び火した。で、ま、たとえば今エジプトでも、まだまだ政治が混乱して、大変だけれども、それなりに新しい体制模索してるのに、シリアだけはそうならなくて、何と、これ、ま、あくまでアメリカの断定によりますけれどね、僕も直接証拠は何も見つけられてないんですけども、アサド大統領の軍隊が、その、自国民の女性、赤ちゃんを爆撃するだけじゃなくて、毒ガスのサリン、オウム真理教が使ったこのサリン、さらに兵器化したものを複数回、使って自国民を殺害したんだと。こんな無残な話はちょっとこれ、小説に書いてあったらそれやりすぎ、書きすぎだろうっていうのはね、考えすぎでしょって話が実際に起きてる恐れがあって、そして国連が、ま、あの、仮に計算してみたら、今年の春まで、もうすでに、2ヶ月以上経ってますから、その段階で9万3000人、本当は、10万人をはるかに超える、その、普通の、何でもない人々が、殺されてるってことになってるわけですね。もう一回言いますが、このあたりのアラブの春と比べて何でこんな悲惨なことになってるかというのは、アサド大統領の、性格にもよりますよ? それも、独裁者ですから、独裁者の性格に引きずられてるけど、でも根本はですね、えー、このサミットで、よく分かったように、アメリカとロシアの意見こうぶつかってしまって、そのサミットで擦り合わせても全く物別れだったように、国際社会がバラバラで対応できないんですよね。で、それは、どうしてそうなのか。今回のサミットのおかげで本音が分かったところがあるんですね。出して下さい」

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