支那の情報部員が少女漫画に登場!「エロイカより愛をこめて」

2013.06.10 Monday 19:54
くっくり


 「エロイカより愛をこめて」の連載が始まったのは1976年。
 1986年から中断しましたが、1995年に再スタート。
 現在39巻まで刊行されています。

 どんな漫画かというと…。

 男色の美術品窃盗犯「怪盗エロイカ」ことドリアン・レッド・グローリア伯爵(以下、伯爵)の法をやぶった美術品収集活動が、北大西洋条約機構(NATO)の情報将校「鉄のクラウス」ことクラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ少佐(以下、少佐)の作戦行動と遭遇し騒動を引き起こす、コメディ色を含んだ怪盗&スパイ活劇。
 少女向け漫画ながら、綿密な考証と細部まで書き込まれた緻密な絵柄や、少女漫画離れしたストーリーから男性ファンも獲得している。
Wikipediaより)


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 今回読み返すまですっかり忘れていたのですが、20巻・21巻(平成8年および9年初版発行)に収録されているエピソードNo.16『熊猫的迷宮』に、敵役として、支那の情報部員が登場しています。

 その名も、李剣光(リー・ジャンガン)。

 李剣光は支那の情報部員ではありますが、私利私欲で活動しています。

 旧東側の研究者が作ったウイルス(生物兵器)を盗み出し、それを、“自分をこき使ってきた”支那政府、あるいはどこかの国の反政府勢力やテロリストに売り込もうと画策しています。

 NATOのエーベルバッハ少佐の任務は、このウイルスを李剣光に奪われる前に入手することです。

 が、この李剣光、民間人を平気で巻き込む荒っぽいやり方をします。

 たとえばアウトバーンで手榴弾を投げつけて大事故を発生させ、少佐をこのように大いに怒らせました。

 「おれは長年、旧KGBと戦ってきたが、相互に一般民間人を巻き込む事を禁則としたルールがあった。おれ達の仕事にも通すべき筋があるんだ。だがこいつはまるでルールを知らん。強引でタフなだけに始末が悪い。筋の通らん中国野郎め。絶対に許さんぞ――!」

 そんな李剣光の行方を追う少佐と、在ドイツ中国政府文化局員・王(ワン)の会話がこちらです。

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[Serene Bach 2.04R]