「アンカー」峠にさしかかったアベノミクスの成長戦略と日本版NSC

2013.06.06 Thursday 02:36
くっくり



堀田篤
「いや、独身です(一同笑)」

青山繁晴
「ああ、独身。失礼しました」

山本浩之
「え、独身じゃ、ダメなんですか(笑)」

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青山繁晴
「いやいや、独身の方がいいんです。独身の堀田さんがこれから、奥さんもらって、新婚生活に例えば入るとするとですよ、えー、たぶんその、マンションか家を買って、ローンを組みますよね。で、例えば大阪だからちょっと高いだろうから、4500万なら4500万のローンを組むと、本来の資本主義経済ってのはそのローンは必ず、実は安くなっていくわけですね。軽くなって、安くなるって、軽くなっていきますよね。つまりそれは、返済するしないの問題じゃなくて、インフレっていうことは、お金の値打ちが下がっていくことですから、その、今日4500万円借りたら、それは10年後にはお金の値打ちが下がってるから、ローン自体が軽くなるんでみんな借りるんですよね。ところがデフレってことは、4500万円、例えば借りると、その、返済しても返済しても、お金の値打ちが重くなっていくから、ローン自体の重みが加わってくるんで、これ、民間に動けって言っても無理なんです。これを会社に置き換えるとですね、設備投資つまり例えば工場を造りましょうとか、新しい機械入れようとする時に、やっぱり金融機関から借金する。で、新しく造ったら儲かると分かっていても、その金融機関から借金した瞬間に、インフレだとだんだんその借金は軽くなっていってくれるけど、デフレだとその借金がだんだんだんだん重くなっていくから、だから、民間が、まず、動けるわけはない状況なんですよ。だから国債使ってでも、私たちの税金使ってでもまず政府が動かなきゃいけない。だから1番2番は当たり前で、じゃあ問題は、その3番目の成長戦略で、これ民間投資を刺激するって言ってるけど、それはもっと簡単に言うとですね、日本にできるはずのないことを、やるっていうことなんですよ。なぜかというと、日本の経済ってのは成熟しきってますから、新しい成長ってそんなあるわけないっていうふうにこう世界も、株式市場も、債券市場も鵜の目鷹の目で見てるわけですから、そこにあっと驚く、えっ日本にこんなものあったのかってことを出さなきゃいけないんですが、残念ながら今日の安倍さんのスピーチも含めて、僕はそこに至ってないって心配をしてるわけですよ。例えば、3年間、期間限定で集中投資させるとか、あるいはまた例によって特区って話出してきて、その、特区を作ってその中ではその、特別な、柔らかい手当をしましょうってもうそれさんざんやってきた、あんまり効果上がってないじゃないですか。少なくとも誰もびっくりしない。誰もびっくりしないから、本当に新しい成長戦略あんのかと心配になってるから、投資家がお金引き揚げて自分でいま握ってるから、株式市場に出て行かないので、株価がいったん下がり、えー、そして、意外に国債も同時に買われてないっていうね、異常な状態起きるわけです」

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