「アンカー」峠にさしかかったアベノミクスの成長戦略と日本版NSC

2013.06.06 Thursday 02:36
くっくり



山本浩之
「うーん」

青山繁晴
「それ、どうして答えられなかったかというと、既存の組織を、実は温存してるんです。それは、この図見て下さい」

村西利恵
「官邸が発表している、日本版NSCの組織図です」

image[130605-13sosikizu.jpg]

青山繁晴
「さあこれね、難しそうに見えるんですが、あの、分かるようにご説明しますとね。総理がいらっしゃって官房長官、そして官房副長官っていう人がいるのご存知ですね。ここ、関西ですと、和歌山の世耕さんが官房副長官ですよね。で、その下に、今までいた内閣危機管理監がいると。警察出身の。そしてここに、国家安全保障局って創るわけです。で、創ること自体は僕は高く評価します。ね。ところがですよ、局長さんは新しく来るけれども、その下で支える人たちは、これ、局長が新しく来るんだから局次長、局次長っているでしょ。ところが今までの人と兼任なんですよ、これ」

山本浩之
「えっ」

青山繁晴
「兼任。ね。で、どういう人かというとですね、これ官房副長官の下にまた、補がついてるわけ。ね。世耕さん例えば政治家ですけど、そういう人をこの役人が支えることになってて、ここにいる人(危機管理の方の副長官補(局次長))は、この、こっちの危機管理の側にいる副長官補っていうのは、防衛省の人です。そして、こっち側(外政の方の副長官補(局次長))は、こう外政って書いてあるとおりですね、えー、この副長官補は、外務省の人なんです。ということは、防衛省・外務省から出てる、人がですね、国家安全保障局の局次長を兼ねるんですよね。ということは今までの省益をそのまま、背負ってくるわけですよね。今までの、省益、その、防衛省・外務省、そして警察庁が、縄張り争いする上に、この局長(国家安全保障局長)が、ポツンといる形になるんですよね。これは、本当はこういう人たち(各副長官補(局次長))を、整理して、整理統合しなきゃいけないってこと、この会議で何度も何度も言いましたが、もうはっきり言うと、ごまかされて終わったわけです」

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