「アンカー」峠にさしかかったアベノミクスの成長戦略と日本版NSC
2013.06.06 Thursday 02:36
くっくり
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村西利恵
「安倍総理は、日本版NSC創設に関する有識者会議で、『既存の組織とどういう関係になっているのか?』と尋ねたと」
青山繁晴
「うーん、実は僕、この場面はけっこうショックだったんですが、この有識者会議の最終回です。6回目の最終回の、メディアが出た後に、安倍総理から、この会議の中にいた、その有識者、自分で有識者って変ですけど、こう民間人に聞くんじゃなくて、そこにいらっしゃった、その官の側に対してですね、これは、既存の…、これほんとは名前言ったんです、既存の組織のですね、それは、いま言ったとおり、伏せます。既存の組織、いま内閣官房の中にある、その組織の名前を具体的に出されて、あれとはどういう関係になるの?と。新しくNSCができたら、それどっちが優先なの?今までのやつはどうなったの?って、それ聞かれてですね」
山本浩之
「それ最後の会議ですか(笑)」
青山繁晴
「最後の会議です。それでしかも、最初に聞かれた、非常に地位の高い官僚はごまかして、その下に振ったんですよ」
村西利恵
「ごまかした…」
青山繁晴
「はい。誰に振ったかというとこれははっきり言いますと、官房副長官補、と言われても皆さん分かりにくいでしょうが、あとで図に出てきます。この官房副長官補っていう官僚に聞かれて、で、官僚は、いや分かりましたってこう答えようとするから、あの、僕は少し安心かと思ったら、その答えは雲をつかむような抽象的な話で。で、従ってですね、たまたまアイウエオ順に座ってるんで、僕はここに座ってて、ここ(左)に磯崎さんて総理秘書官がいて、ここ(磯崎氏の左)に総理いらっしゃるんですよ。有識者は、僕『ア』ですから、こうやって(円状に)並んでるんですね。別に総理と近いからこういうんじゃなくて、たまたま近くにいて、そしたら総理が、こうあの、僕の目ご覧になっててですね、正直、僕の感じだけですよ?不安な目でした。つまりね、その、6回あった有識者会議で、安倍さん自身がずっとはっきり言ったのは、尖閣諸島っていう重大な危機があるんだって認識を、ね、言葉そのままじゃないですよ? でも尖閣諸島っていう重大な事態がありますね、今まで日本が味わったことないような事態ですねっていう趣旨の、ことをずっと示されて、そして、同時にですね、今までの体制では、既存の組織では、例えばこれから台風シーズンになって、これ安倍さんが言ったわけじゃないですよ?でも念頭に置いてるっていうのははっきりしてたのは、例えばこれから秋になって台風シーズンになって、その、漁民の避難だっていうことを口実に、中国の公務員が尖閣諸島に上がってきた時などに、どうしたらいいのかって判断が既存の組織では情報もなかなか真っ直ぐ来ないし、判断もつきにくい、だから新しいものが必要、だからこの会議をやってるんだけど、その既存の組織と新しいやつはどういうふうになってるのか、それ整理が付いてるように見えないから教えてくれ、と言われたのに、結局、(官僚は)答えられなかったわけですよ」
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