【文字起こし】面談ドタキャンで元慰安婦支援団体会見
2013.05.25 Saturday 02:21
くっくり
5月21日に国連の社会権規約委員会は日本政府に対し、「慰安婦」被害者を貶めるような発言をやめるよう勧告を出しました。「在日特権を許さない市民の会」など、排外主義グループのヘイトスピーチに対する日本政府の対応を求めるものでした。橋下市長、この間のあなたの発言はまさにこのヘイトスピーチであり、あなた自身が国際機関から勧告を受けていると自覚すべきです。5月21・22日の拷問禁止委員会での日本に対する審査でも、「慰安婦」問題は指摘されています。今や 日本各地、世界各国から止むことなく非難と抗議が続き、発言を「問題」とする世論が75%に達する中、橋下市長は責任をとるどころか、発言の正当化を試み、生き残りに躍起になっています。言ったことを言っていないと言い、責任をメディアや市民に転嫁して、「大誤報」「日本人の読解力不足」とまで言う一方、テレビに生出演して「どこの国でもやっていた」「日本だけを批判するのはアンフェアだ」と持論を展開しています。それらの発言が再び被害者の心を深く傷つけていることに全く気付かないのです。大阪市長としての発言であり、大阪市民に対しても大きな責任があるはずなのに、市民に謝罪の言葉はなく、維新の会で「迷惑をかけた」と陳謝する一方、発言の撤回はしないと公言しています。
私たちは、先日提出した抗議文にも書いたように、発言の撤回と謝罪を求めているのであり、被害者を政治的に利用することも絶対に容認できません。来日中の被害者は「経験した本人がいるのに、どうして証拠がないと言えるのか」「妄言で過去の歴史は変えられない」と橋下市長の一連の発言を批判しています。橋下市長はいまや政治家としても人間としても傲慢で卑劣な本性をむき出しにし、生き残りをかけて被害者との面談を利用して名誉挽回をはかろうとしています。しかし、ハルモニたちがあなたと面談して、あなたの演出するステージに付き合わされることはあり得ません。ハルモニたちが面談を拒否される責任は、橋下市長あなたにあるのです。
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