【文字起こし】面談ドタキャンで元慰安婦支援団体会見

2013.05.25 Saturday 02:21
くっくり


5月18日からの証言集会を行う過程で日本の記者から入手した情報によると、24日の面談で橋下市長は、謝罪パフォーマンスを企て、その上ひざまずいて謝るという一過性のマスコミ操作を準備していることがわかりました。
この謝罪パフォーマンスは、反人権的な発言がアジアの良心的な市民社会はもちろん、国連や米国務省・米議会などの批判で困難に陥るや、自身の立場を守ろうとひねりだされた脚本であると断言します。
終わらない被害者の胸痛む現実と歴史を、橋下市長の謝罪パフォーマンスと引き換えにすることはできません。二度も踏みにじられる必要はありません。

■ 世界平和市民と一緒に前進するのみ
私たちはその場しのぎで臨機応変に術策を変える橋下市長に会う価値も理由もないと判断しました。橋下市長との面談を拒否します。橋下市長が心から私たちに申し訳ないと感じ反省するならば、自身の口から出た犯罪に等しい妄言を撤回し、公式謝罪しなければならないと考えます。そして、政治家として間違いに対する責任をとり、政界から引退することを望みます。私たちは、これまでの道を今後も歩み続けるのみです。

2013年5月24日
日本軍「慰安婦」生存者 金福童 吉元玉

以上です。それでは、続きまして、私たち「関西ネット」の立場ですけれども、これも、昨晩、話し合って、そして、ま、その結果としまして、ほんとに、昨晩に、今日の日のために、書き上げたものです。今から、朗読させていただきます。

image[130524-05yomi2.jpg]

西村寿美子
では、「日本軍『慰安婦』問題・関西ネットワーク」の声明を読み上げさせていただきます。

(「日本軍『慰安婦』問題・関西ネットワーク」の声明読み上げ。こちらにソースあり

橋下市長、あなたに日本軍「慰安婦」被害者と会う資格はない!
ハルモニの「会いたくない」「会って、どうなる」という言葉を、橋下市長、あなたはどう受けとめているのですか!

今回来日された金福童ハルモニは14歳で軍服工場で働くと騙され、中国広東の慰安所に連れて行かれました。当時11歳だった吉元玉ハルモニもハルピンの慰安所に連れて行かれました。待っていたのは暴力と性奴隷としての日々でした。幼くして親と引き裂かれ、異国の地で身体も心も破壊しつくすほどに凄惨な地獄を味わったハルモニたちにとって、その後の人生もまたどれほど過酷なものだったか!日本軍「慰安婦」だったと名のり出て、そのいまわしい過去を日本にまで来て証言されるのには理由があります。兵士の性処理の道具として扱われ、戦後は忘れ去られようとした自らの尊厳を取り戻すこと、そして、語ることで歴史の事実を記録し、次の世代に同じことを決して繰り返させまいとする意志です。平和や女性の権利のために声をあげてきたハルモニたちですが、決して心の傷が癒えたわけではありません。今回の橋下市長発言は、過去の記憶に苦しみ続ける被害者に二次被害を与え、その後も声高に繰り返される発言の正当化はすべての性暴力被害者を侮辱し、苦しめています。

[7] << [9] >>
comments (17)
trackbacks (0)


<< 『原爆投下は神の懲罰』安倍政権に対する韓国の嫉妬
「たかじん委員会」慰安婦は当時必要だった?日本占領下の米軍の実態とは?韓国人教授が語った慰安婦の実態とは? >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]