憲法・歴史認識・慰安婦論争!Tweetまとめ13.05.01〜13.05.15

2013.05.18 Saturday 02:16
くっくり



 「先の大戦で苦痛、損害を与えたことは認めている。敗戦国として責任は認識し、反省しおわびしなければならない。慰安婦の問題についても容認はしていない。僕が言いたかったことは、世界各国がひどいことをやっていたにもかかわらず、どうして日本だけが特別な非難を受けるのか、ということだ」(5月16日フジ「とくダネ!」

 どうして日本だけが特別な非難を受けるのか。
 それは橋下さん自身も言っているように、日本が敗戦国だからです。
 日本を永遠に敗戦国として押さえつけたい国々、すなわち戦勝国がそう仕向けているのです(韓国は戦勝国ではないけれども彼らはそのつもりでいる)。

 国際政治の力学を離れて公正な目で見れば、戦勝国であろうと敗戦国であろうと侵略は侵略だし、戦勝国であろうと敗戦国であろうと多くの国の軍隊が慰安婦を「活用」していたのは間違いありません。
 しかも慰安婦は第二次世界大戦後も存在してきました。

 磯村英一・元東洋大学長は東京都渉外部長だった終戦直後、連合国軍総司令部(GHQ)から「占領軍の兵隊のために女性を集めろ」と命令されました。産経新聞(平成6年9月17日付)への寄稿によると、名目は「レクリエーション・センターの設置」だったそうです。
 米軍はベトナム戦争時にも慰安所を利用していたほか、慰安婦問題に詳しい秦郁彦氏によれば、韓国も朝鮮戦争時に「軍が慰安所を管理していたことが、韓国陸軍戦史に出ている」そうです(産経2013.5.16 00:52)。

 橋下さんが国際政治の力学の中で「日本だけが侵略したと認めなければいけない。だって敗戦国だから」という戦勝国の理屈を認めるのであれば、「日本だけが慰安婦について非難を受けなければいけない。だって敗戦国だから」という戦勝国の理屈もまた通ってしまうのではないでしょうか。


 以下、私が5月16日以降にツイッターで述べたことと一部ダブりますが…

 橋下さんはよく「既得権益を打破していかなければいけない」と言います。
 慰安婦問題で公正さを求めていく戦いは、戦後68年間に渡る戦勝国の既得権益を打破していく戦いでもあります。

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