循環の中の永遠…今年は伊勢神宮の式年遷宮の年です

2013.05.13 Monday 17:23
くっくり



 藤井さんは、明治神宮、橿原神宮などで奉納コンサートを続けており、公演前にはスタッフをはじめ、観客全員が本殿に向かって二拝二拍手一拝を行うそうです。
 また、全国ツアーの合間にも、各地の神社を訪ねる機会が多くなったとのこと。

 「農耕民族の日本人は、太古から自然の恵みに感謝し、お祭りをやって神社に手を合わせてきたでしょう。今でも当たり前のように、お正月に初詣に行きますよね。神道って、ごくごく自然なものなんです」

 「(最近の世相は)愛国心が薄れているかな、と感じるときがあります」

 「海外からいつも評価される日本人の美徳が失われつつあります。道徳心を子供たちが自然に身につけることが大切なんです。世界に誇れるお国柄を、しっかりと次世代の人々につなぎたいですね」

image[130513-13kogusi.jpg]

 名古屋市熱田区の熱田の杜に鎮座し、三種の神器の一つ、草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)をご神体とする熱田神宮。

 伊勢神宮の式年遷宮が行われる今年、熱田神宮にとっては草薙神剣が祀られてから1900年を迎える記念の年でもあるそうです。

 神社本庁副総長で熱田神宮宮司の小串和夫さんの言葉。

 「“失われた20年”という言葉に象徴されるように、20年前と比べると経済的に苦しい状況であるにもかかわらず、本当に多くの企業、個人の方々にご奉賛・ご協力いただいています。日本人にとって式年遷宮とは、やはり特別な意味を持つことなのだ、と改めて実感しています」

 熱田神宮は昭和20年の空襲で本殿の一部を焼失するなど、大きな被害を受けました。
 昭和30年に再建を果たしましたが、そのとき建てられた本殿は、昭和28年の遷宮後に伊勢神宮内宮の古社殿をそのまま移築したものだそうです。

 「遷宮とは再生の文化です。伊勢の神宮からいただいた御正殿をしっかりと守って、日本人の心を後世へと伝えていきたい。若い人を中心に不安を抱える人は増えているように思いますが、神社を訪れることで安らぎを感じてもらえるなら、これほどうれしいことはありません」

image[130513-14ichida.jpg]


[7] << [9] >>
comments (8)
trackbacks (0)


<< 人民日報「沖縄の帰属は未解決」 沖縄をめぐる支那の動きまとめ
「アンカー」親日インドで見た対中外交及び歴史認識で日本を貶める国々への突破口&衆参W選最新情勢 >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]