循環の中の永遠…今年は伊勢神宮の式年遷宮の年です

2013.05.13 Monday 17:23
くっくり



 この式年遷宮という重大な行事に向け、産経新聞で2月から4月にかけ、各界の人々のインタビュー記事が掲載されました。

 その中から皆様の言葉を、再構成のうえ紹介します。

 私たち日本人が、時代の移り変わりとともに忘れてしまったものを思い出させてくれます。

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image[130513-11tanaka.jpg]

 神社本庁総長で石清水八幡宮宮司の田中恆清さん。

 式年遷宮広報本部長として、遷宮行事を盛り上げるための陣頭指揮をとります。

 「20年というと人生のひとつの区切りであり、技術を伝承するためにも合理的な年数であるといわれます。でも式年遷宮の本当の意味は、常に新しく造り替えることによって、いつまでも変わらぬ永遠の姿を求めることにあるのです」

 この20年、阪神大震災、東日本大震災をはじめとする大きな災害がいくつも日本列島を襲いました。

 「大災害の危機に際して、お互いを信じて助け合う日本人の美質がよく見えました。その根底には、一本の木にも神を感じ、神も仏も敬う日本人独特の信仰心があると思います」

 「今回までは戦前の日本を知る方々が全国にいらっしゃる。でも20年後は違う。何とか若い人たちに、この素晴らしい日本文化を引き継がなければなりません」

 そう考えた田中さんは、平成18年、遷宮のイメージソングを、ミュージシャンの藤井フミヤさんに依頼しました。

image[130513-12fumiya.jpg]

 藤井さんは、田中さんから依頼を受けた時、こう思ったそうです。

 「えっ、て感じでしたね。それまでお伊勢さんを参拝したこともありませんし、式年遷宮も知りませんでしたから」

 が、遷宮のことを調べ、文化的な背景を知るにつれ、光栄なことだと思い直して快諾したそうです。

 そして出来上がった歌が、こちらです。

■神宮式年遷宮イメージソング「鎮守の里」藤井フミヤ
 http://www.youtube.com/watch?v=yT7K-vWix10

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