「主権回復の日」政府式典の意義を考えてみた

2013.04.27 Saturday 03:23
くっくり



 沖縄の苦悩の歴史にも想いを馳せつつ、日本の真の独立を目指そうという決意を国民が等しく分かち合おうとする時、やはりこの4月28日が、1年365日の中では最もふさわしい日ではないでしょうか。

 現時点ではベスト(最も)ではなく、あくまでベターだとは思いますが……。

image[130426-09futenma.jpg]
 [米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)]

 実は、私は「主権回復の日」が政府主催の式典として開催されることもさることながら、4月28日という日が、沖縄の苦悩も含めて、報道などでクローズアップされていることにも大きな意義を感じています。

 それは、日本国民が、国家とは何か、主権とは何か、真の独立とは何か……等々を考える良いきっかけになっていると思うからです。

 戦後、日本国民は平和ボケが長く続き、国家や主権などについて考えるきっかけを特に与えられずに来ました。

 が、ここ10数年間は、拉致問題、竹島や尖閣諸島、あるいは閣僚の靖国参拝に対する中韓の内政干渉などを受けて、それらについて考える機会が明らかに増えています。

 「主権回復の日」式典の開催により、4月28日という日が国民に浸透していくことで、それらをより深く考えるための良い機会にしていくことができるのではないでしょうか。


 最後に、天皇陛下の式典へのご出席を「天皇の政治利用」に当たるという声も出ているようですが、私には理解できません。

 そんなことを言い出したら、たとえば、終戦の日に行われている政府主催の全国戦没者追悼式に陛下は毎年出席されていますが、これも「天皇の政治利用」になってしまいませんか?

 陛下を引き合いに出してあれこれ言う人たちの方が、むしろ天皇を政治的に利用しているんじゃないかと思います。

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 以下、告知です(チャンネル桜のイベント情報より転載)。
 志を同じくされる皆様、ぜひご参加を!

【東京都千代田区】 主権回復記念日国民集会 (4/28)

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