「主権回復の日」政府式典の意義を考えてみた

2013.04.27 Saturday 03:23
くっくり



 安倍さんは3月7日衆院予算委員会(会議録こちら)で、野田毅議員の質問に対し、こう述べています。

 一九五二年四月の二十八日にサンフランシスコ平和条約が発効いたしまして、七年にわたる長い占領期間を終えて、我が国は主権を完全に回復いたしました。つまり、独立を手に入れたわけでございます。

 既に六十年を経ているわけでございますが、六十年を経た結果、むしろ若い方々の中には、我々はかつて主権を失っていた、七年という長い占領期間があったんだということも知らない人たちがふえているわけでございまして、その中で、御承知のように、憲法あるいは教育基本法といった、日本を形づくる、そうしたものもその期間にできたわけでございます。

 この四月の二十八日、六十年前の四月二十八日に独立をした、このことをしっかりと認識する、そして新しい歩みがそこから始まったんだということも認識をするいわば節目の日であるわけでございますが、この節目を記念し、我が国による国際社会の平和と繁栄への責任ある貢献の意義を確認するとともに、これまでの経験と教訓を生かし、我が国の未来を切り開く決意を確固としたものとするため、本年の四月二十八日に政府主催の記念式典を実施する方向で検討しております。

 (中略)特定の思想に立脚するものではなくて、いわば、日本がかつて主権を失っていたという事実、そして一九五二年の四月二十八日から新しい歩みが始まったんだという事実を捉えて、主権を失うということはどういうことなんだ、あるいはまた、主権を回復して独立をしたということはどういうことなんだ、国際社会に復帰をしたということはどういうことなんだということをもう一度思い直す日にまさになるんだろうと思います。

 そういう意味におきましては、若い人たち、子供たちにとっても極めて有意義な日になるし、していきたい、このように思います。

 また、安倍さんは、4月23日の参議院予算委員会で、丸山和也議員の質問に対し、このように述べています。
 (会議録にまだUPされてないので動画から要旨をまとめました)

 戦後の日本、自由や民主主義、基本的人権、平和主義、私たちが確立した素晴らしい概念、哲学はもちろん今、定着しています。これは戦後の歩みで評価すべき点であろうと思います。

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