「主権回復の日」政府式典の意義を考えてみた
2013.04.27 Saturday 03:23
くっくり
つまり、沖縄の「負担」が軽減されない限り、沖縄県民は「主権回復の日」どころか祖国復帰の日すらも祝えないということになります。
この論理で言えば、じゃあ北方領土なんて未だに返還すらされてないわけですから、元島民の方々も「主権回復の日」など祝えないということになりますが、そちらの方からはあまり反対の声は聞こえてきません。
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[出典:沖縄タイムス2013年3月14日。那覇市で開かれた「政府による沖縄切り捨て『4・28主権回復式典』糾弾!緊急集会」の様子。県議や加盟労組の代表が「沖縄の切り捨てを許さない」と式典の中止を求めました]
「主権回復の日」政府式典をめぐる最近の動きで、ひとつ強く感じるのは、式典に反対する沖縄のメディアや一部沖縄県民の声を利用して、日本から沖縄を分断したい勢力が跋扈しているのではないかということです。
彼らは「沖縄の声を代弁する者」として、こう声を上げます。
「主権回復の日を祝うのは、沖縄切り捨てだ!」
一昔前、支那から沖縄の領有云々を言及する声がまだあまり聞こえてこなかった頃にこう言われた場合は、私も「ああ、確かにそういう面もあるかもしれない」と思ったかもしれません。
が、支那がもう目に見えて「沖縄はもともと我が国の領土だ」と主張し始めている今では、
「主権回復の日を祝うのは、沖縄切り捨てだ!」
と、ことさら声高に叫んでいる人たちこそが、実は沖縄切り捨てを目論んでいるのではないか、実は支那の息がかかった人たちではないかというふうに見えて仕方がありません。
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[出典:官邸サイト。平成25年3月7日衆議院予算委員会での安倍総理]
では、肝心の安倍総理は「主権回復の日」をどう捉えているのでしょうか。
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