「アンカー」北の軍事挑発で日本の危機とは&安倍総理が硫黄島に行く理由&白梅看護隊とお地蔵様盗難事件
2013.04.11 Thursday 04:13
くっくり
image[130410-15meiyo.jpg]
村西利恵
「硫黄島の遺骨の収容は、日本の正当な名誉回復のため。それから、教育の新生のため」
青山繁晴
「はい。これたとえば、あの映画、アメリカも間違って硫黄島(いおうじま)と言ってますね。『硫黄島からの手紙』ってハリウッド映画で、私たちの大スター渡辺謙さんが、栗林陸軍中将を演じられた。で、その栗林さん、実は故郷の長野県では、ずっと悪者とされてきた。それは2万人を死に追いやった人として悪者とされてきて、実は私たちが、ま、少し運動をしていって、ようやく、60数年を経て初めて、お葬式をやったと、いう人なんですね。で、これの、ごめんなさい、この方の、栗林中将の、お孫さんが新藤義孝総務大臣、そしてたとえば、根本正良海軍少尉って方がいらっしゃって、これは、この人も有名な人なんですけど、硫黄島と本土の間、最後の郵便を飛行機で持っていったような人ですね。この人の長男が、今の根本復興大臣なんです。だから、えー、この新藤さんと根本さん、2人の閣僚を、安倍さんは、硫黄島に連れていくんですがそれは、もう一回言います、思い出の話のためじゃなくて、悪者にされてるだけでいいんでしょうか。そして栗林さんや根本さんの個人の問題でしょうか。そうじゃなくて、日本国の、正当な、あくまで反省すべきは反省した上での、正当な名誉の回復をやるべきじゃないかというのが、この硫黄島であり、そして私たちが、右でもなく、左でもなく、真っ直ぐ真ん中から祖国とアジアと世界を見つめ直した時に、回復すべき名誉は必ずある。それを、子供たちにも伝えるべきだと。硫黄島は今まで立入禁止だった。なぜか。都合の悪いことがあったからです、政府、自衛隊にとって。つまり滑走路の下に踏みつけにしてることも、してることが都合の悪いことだった。それを解消すれば、むしろ、開放できますね。その時に、観光地にするんじゃない、観光地にするんじゃなくて、あの穏やかな硫黄島、立入禁止だったおかげで、実は当時のままの姿が、当時の苦闘のお姿がそのまま残ってるから、小学校・中学校ごろの修学旅行と、たとえば、志ある大人の方々、そういう成人教育も含めて、教育の場にしましょうというのが、実は、僕や、安倍さんたちの、これに取り組んできた人、増田事務次官も含めて、共通した志なんです。もう一回言いますが、右とか左の話では、ないんではないでしょうか。そして皆さん、この硫黄島がついに、アメリカ軍に占領された、その翌日に、アメリカ軍はどこに今度は足を降ろしたかというと、それが、沖縄の慶良間諸島でした。硫黄島の戦いと同じように、あるいはもっと、もっとと言うべきじゃないですね、同じように無残な沖縄戦の始まりでありました。その沖縄戦で、硫黄島の英霊の方々のような、つまり当時の日本兵を、頭が割れ、はらわたが出た、それを看病してくれたのは、沖縄の、15歳から17歳ぐらいまでの、何と少女たちでしたね。これは学徒看護隊と呼ばれて、ひめゆり学徒看護隊は、まさしく観光地にもなってるけれども本当は沖縄に、全部で9つ学徒看護隊があって、たまたま僕のご縁のあった、白梅学徒看護隊にお参りを続けてきたっていうのは、皆さんにお話をいたしました」
[7] << [9] >>
-
trackbacks (1)
<< 西川京子さんが衆院予算委で「従軍慰安婦」「南京大虐殺」の虚構と自虐史観に侵された入試問題について語ってくれました(中山成彬さん質疑まとめ付き)
京都府が留学生に永住権付与!? 「大学ユートピア特区」を国に申請へ >>
[0] [top]