「アンカー」北の軍事挑発で日本の危機とは&安倍総理が硫黄島に行く理由&白梅看護隊とお地蔵様盗難事件

2013.04.11 Thursday 04:13
くっくり



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村西利恵
「栗林忠道陸軍中将と、大田實(みのる)海軍少将」

青山繁晴
「栗林さんは、硫黄島に赴任された時にですね、実は、島民の方々を全部、父島、母島、つまり北のほうの島に逃がしたんですね。従って硫黄島は、ひどい肉弾戦になりましたが、基本的には軍人どうしであって、住民被害はなかった。ところが沖縄戦ではですね、住民避難をさせようとしたんですよ?本当は、沖縄の北部、山原(やんばる)ってとこに、逃がそうとしたり、あるいは鹿児島県をはじめ本土に、疎開させようとしたけども、途中であきらめてしまった。あきらめてしまったために、実は看護隊も含めて、少年少女まで、戦闘に巻き込まれる、その無残なことが起きた時に、最後に、この海軍少将だった大田實さんが、実は自決をなさる前に、当時の海軍次官に向けて、有名な電報を打たれたんです。その中で、何が書いてあったかというと、私たち軍隊は、沖縄の人たちを、間違って戦闘に巻き込んだと。ね。それは間違いであって、間違いなのに、沖縄の人たちは、一人一人がどんなに祖国のために尽くして下さったかってことを書き残して、電報で、それを明言して、その文面の最後にはこう書いてあるんです」

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村西利恵
「電報の最後の言葉です。『沖縄県民、かく戦えり。県民に対し、後世、特別の御高配を賜らんことを』」

青山繁晴
「これは旧海軍壕って言いまして、皆さんご存知の人多いと思いますが沖縄に行くと、これもほとんど当時のまま、大田少将以下、幕僚たちも兵士たちも、多く自決なさった場所がそのまま残ってて、そこで書かれた電文なんです。従ってですね、その、白梅の方々にも分かっていただきたかったのは、一回では分かっていただくのは無理ですが、日本兵を悪者だとひとくくりにして、そして沖縄と本土を、つまり自決を命じた側、自決を命じられた側っていうふうに日本を分けていくんではなくて、指導者の間違いが、間違いなくあったと、この大田少将自らが、第32軍という当時の沖縄の陸軍主体、陸軍がリーダーシップを持った、そこを批判してるわけですね。それを考えると、一人一人の将兵は、何も変わらなかったってことを、理解していただきたいです。そして、皆さんお分かりですね、実は今回白梅の塔に行った時に、衝撃的な事件がありました。絵、出ますか。もう時間ないですか。実はそこに祀られていた、お地蔵様」

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