「アンカー」北朝鮮の挑発の真意&尖閣狙う中国海警局に自衛隊は覚悟のシミュレーション

2013.04.04 Thursday 04:12
くっくり


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村西利恵
「もし中国海警局が尖閣に上陸した場合、海上保安庁は空にも海中にも対応できない。それから、自衛隊の防衛出動もできない」

山本浩之
「できない尽くし」

青山繁晴
「あの、できないできないなんで、とりあえずこの段階ではショックを受ける方、多いと思うんですが、これあの、現実通り言わなきゃいけない。まず海上保安庁はほんとに頑張ってる。ずーっと尖閣に張り付いたまま、もう昼夜を問わず、命懸けで頑張っているんですけれども、空にも海中にも対応できないってのはまず、対空レーダー、飛行機を捉えられるレーダーってのは巡視船にほとんど載ってないんですよ。ごく一部の大型巡視船しか載ってません」

山本浩之
「へえー」

青山繁晴
「それから、ソナーって言って、海の中を見れる、つまり潜水艦などの動きを見る能力は、海上保安庁は一切ありません。中国海警局は、実際はたとえば軍の潜水艦の支援などを、まさしく水面下で受けると思われますけど、そういうのに一切対応できない。で、さらに、じゃあ肝心の自衛隊はどうなるかというと、わが自衛隊ってのは防衛出動が閣議決定されないと、身動き取れないんですよね。しかし、この防衛出動ってのは相手が軍隊っていうのを想定してるから、相手が警察組織だと言われた時には、閣議決定無理だろうっていうのが、これ実は防衛省にとどまらず、首相官邸の、今の第二次安倍政権の、実は判断でもあるわけです」

一同
「はあ〜…(溜息)」

青山繁晴
「じゃあ打つ手がないかというと、いや、その打つ手をちゃんと模索はしてます。それはこれです」

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村西利恵
「複数の自衛隊幹部によると、『自衛隊は独自にシミュレーションを始めている。治安出動を閣議決定すれば動ける』」

青山繁晴
「はい。これは複数の自衛隊幹部に確認したことであって、小野寺大臣は、この際、違います。えー、話の出本は、自衛隊の幹部なんですけれども、独自にシミュレーションを始めていますと。で、それはですね、えー、これ実は僕たちが今まで取り組んできた原発のテロの、防護と同じなんです。原子力発電所に入ってくるような、工作員は、非常に火力が強い、重い武装をしてますね。すると警察がまず対処するけど、対処できないとなったら、自衛隊が、治安を守るために出動することができる。それ治安出動って言いますけれども、それを閣議決定したら、自衛隊は防衛出動ができなくても、それで動くことができると。で、今、皆さん、ちらっと心配された方多いと思うんですよ。自衛隊が独自にシミュレーションを始めている。そしてこれは防衛大臣の話もないっていうのは、それはシビリアンコントロール大丈夫なのかと」

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