「アンカー」経済の夢破れて尖閣狙いの中国が領海と領空の同時侵犯へ!?

2013.03.21 Thursday 04:00
くっくり



山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「そして人口が多いから、人件費の安い労働力はたくさんあるから、その、日本で作ったりアメリカで作ったりするより中国で、いわば下請けしてもらって作った方が、世界にとってもいいから、それで上手く回ってきたんですよね。ところがご承知のように、この中国の、経済発展のおかげで、皮肉にも人件費がどんどん上がってしまって、もう世界の工場でいられなくなってきたんですね。そして、世界の工場でいた10年間に、この温家宝さんが言った通り改革に失敗ってのはこれ腐敗とかそんなことだけ言ってるんじゃなくて、何に失敗したかというと、産業資本、を育てられなかった。産業資本ってのはちょっと難しい経済用語だけど、日本にはたくさんあるんですよ、この大阪にも、関西全体、東京にも。つまりそれは、自前の資本、民間が自前の資本を持って、その民間の経済で回っていくっていう仕組みですね。それを中国は、怠けて作れなかったんです。従って、世界の工場でいられなくなると、急に経済が困難になるわけですね。そして、皆さん、これは、あの、時々僕申してんですけど、世界ってのは面白いもので、あえて面白いと申しましたけれども、噛み合う時、歯車がガチガチガチッと噛み合って、それがドドッと世界の表に出てくるんですよ。それは、中国にとっても、今、目の前に見えてることは何かというと、これです」

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村西利恵
「コンクラーベで初の中南米出身のローマ法王が誕生。2016年、オリンピックがリオデジャネイロで開催。そしてベネズエラのチャベス大統領が死去。一見バラバラのニュースに見えますが」

青山繁晴
「中国の話してたはずが、コンクラーベはバチカン、ローマの真ん中にある場所、で、オリンピックの話、ベネズエラの話、バラバラだと思われるかもしれませんが、お気づきの方は多いと思いますが、全部、中南米の話なんですね(一同同意)。そして、たとえばチャベス大統領、あの、独裁者、力のある人でしたけれども、賛否両論あっても、はっきり言うと古い中南米のシンボルだった、それが、わずか58歳で意外な、癌による死去を遂げてしまった。そして同時に、法王、ローマカトリックの法王ってのは12億人を率いる人で、それが初めてアルゼンチン、中南米から出た。そしてオリンピックも、次のオリンピックはすでに中南米になってる。これは全部、何を意味してるかというと、これです」

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