震災から2年…陛下のビデオメッセージ放映までの経緯(付:政府式典に反対する団体・WBC台湾戦の震災義援金感謝プラカード)
2013.03.11 Monday 01:06
くっくり
震災のこと、被災者のことをすっかり忘れてしまっているのではないでしょうか。
メディア(全国紙・全国ネット局)もそうです。
3月に入ったあたりから、急に思い出したように震災特集を組んでいますが、それまではもうすっかり忘れてしまったような感じでした。
(特にテレビは短期集中的に特番をやっており、録画が追いつきません。分散して放送してほしい!(T_T))
思えば阪神・淡路大震災の時も、メディアは最初の頃こそ被災地の被害状況や被災者の苦悩を大きく伝えてくれましたが、すぐに取り上げなくなってしまったものでした……。
もっとも私も人のことは全く言えません。
震災発生からしばらくの間は、震災関連のエントリーを連日書き続けましたが、やがて日常、というか普段の政治の話題に戻っていき、震災をテーマにすることはほとんどなくなってしまいました。
あの日、陛下から賜った「国民一人びとりが、被災した各地域の上にこれからも長く心を寄せ…」という御言葉を今一度胸に刻まなければ!と、自戒しているところです。
陛下は震災後、ご高齢をおして(昨年は心臓の手術も受けられました)何度も被災地を訪問され、被災者を励まし続けておられます。
また、ご自身のお誕生日の際など、折に触れ、被災者へのお心遣いとともに、国民全体に向け「震災を忘れるな、被災者に心を寄せよ」とメッセージを発し続けておられます。
遠く大阪の地に住む者として、被災地のために具体的に何ができるのかと問われると答えに窮するのですが、せめて時々は震災にまつわる記事を書き、読者皆さんの記憶にとどめるお手伝いができればと思っています。
なお、本日行われる政府主催追悼式典では、献花に際して国名を読み上げる指名献花に台湾を加えることが決まっています(産経2013.3.6 10:22)。
昨年の式典では、台湾代表を一般参加者として献花させ、座席も各国と国際機関の代表が並ぶ1階の来賓席ではなく、企業や民間機関の関係者を集めた2階の一般席という、酷い扱いをしました。
震災発生後、最も早く日本への支援を表明してくれ、さらに寄せてくれた義援金は各国最多の約200億円にも上ったというのに、民主党政権は支那への配慮を優先し、台湾を冷遇したのです。
[7] << [9] >>
comments (5)
trackbacks (0)
<< 中山成彬議員が衆院予算委で日本の真の朝鮮統治(インフラ整備、創氏改名、慰安婦など)を語ってくれました
東日本大震災2周年追悼式の陛下のおことば(付:今年は「起立」あり・震災当日の両陛下(再掲)) >>
[0] [top]