「アンカー」報道されない日米首脳会談の肝心な部分&森-プーチン会談と北方領土交渉

2013.02.28 Thursday 01:51
くっくり



青山繁晴
「はい。えー、日米同盟の強化っていうのは、必ず必要です。これはアメリカと日本との関係だけじゃなくて、現代の世界では、単独で安全保障を実現できる、主要な国はありません(一同同意)。一国だけで防衛できるっていうのは、幻想であって、価値観が近いところを探して、同盟組むしかありません。民主主義のあり方は違うけれども、民主主義のルールはアメリカとは一致してるから、日米同盟の強化は必要だけれども、オバマさんの個人の問題にするんじゃなくてですね、その、アメリカを過剰に頼りにしない日本の自立というものをつくる、実はチャンスが来てるってことでもあって、そういう、その、今回、日米首脳会談に対して冷静な受け止めができているっていうのはですね、少し政治が、ま、あえて言うとマシになったのかなと思うんです。まぁ、あの、安倍総理の側近でですね、オバマさんのことを弁護士みたいだって言った人もいます。昨日ですけどね、僕に、いや、一昨日ですけど、一昨日です。なぜかというと、弁護士みたいっていうのは、要するにあの、時間あたりいくらだと」

山本浩之
「はあー」

青山繁晴
「という仕事のやり方で、全身全霊で、たとえば同盟国のためにも、拉致問題のためにもやってくれるタイプじゃない。ブッシュ大統領は、おかしなこともいっぱいあったけれども、横田さんご夫妻と会ってくれたり(注:会ったのは早紀江さんと、めぐみさんの弟の拓也さん)、その、時間関係なく、拉致被害者のためにやってくれるとこあったけど、オバマさんにそれを期待するのは無理だってことなんですね。でもそういうことが全体に冷静に分かったって意味は、もう一度言いますがちゃんとあります。その上でじゃあ安倍外交、ま、じりじりと前に進んでるけれども、懸念がないかというと、いま目の前に大きな懸念事項ありますよね。はい、出して下さい」

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村西利恵
「今月21日、森元総理が、安倍総理の親書を携えて、ロシアを訪問しました」

青山繁晴
「はい。これわざとらしく横のテーブルで、お茶なんぞ飲んでらっしゃいますが、これあの、問題はですね、森元総理は、このロシア行く前に、北方領土は4島じゃなくて、3島でいいと、いう話をはっきり言われたわけですよね。その人に安倍さんが親書を手渡してしまって、しかもこんなに和気あいあいと会談されるってことは、もう4島返還っていうのは安倍総理は、旗を降ろしたのかと、国際社会や我が日本国民に思われても不思議じゃないですね。したがってこれは一体どういうことなのか。先ほど、一昨日、もう情報当局者と会ったと言いましたが、この人はもう安倍さんと非常に近い人なんで、これどういうつもりなんですかと。僕あの、どうするつもりって聞いたんじゃなくて、思わず、どういうつもりですかと(笑)、何かあの、非常に朝早い時間なんですけど、詰問してるような言い方になってしまったんですが、さあ何て答えが返ってきたでしょうか。それを後半やります。キーワードはこれです(フリップ出す)」

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