「竹島の日」式典 黒田勝弘さん講演要旨
2013.02.24 Sunday 04:05
くっくり
【竹島 異論認めぬ国】
黒田勝弘ソウル駐在特別記者 講演要旨
産経新聞論説委員の黒田勝弘ソウル駐在特別記者の講演要旨は次の通り。
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竹島の日の式典が内外のメディアの関心を集めたのは、竹島に上陸した韓国大統領の『ミス』のおかげだ。国内でも、天気予報に竹島を入れるなど、竹島問題の大衆化を進めていく必要がある。
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ソウルの日本大使館前には、韓国の反日団体が建てた「慰安婦」像があるが、その像にくいを立てたとして検察は日本の男性を名誉毀損罪で起訴した。しかしこの像自体が違法だ*1。このことからもわかるように、韓国は法治主義ではなく「不法放置主義」。
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韓国には、竹島問題について異論を受け付けない雰囲気があり、国民は竹島が自分のものだと宗教信仰のように信じ切っている。
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韓国は、戦後、連合国が竹島を韓国のものと認めていない▽国交正常化の際に日韓で決着つかず、問題を棚上げにした▽国際司法裁判所で決着をつけること―という3点を、韓国国民に知らせないといけない。
韓国が竹島問題で白熱するようになったのは1990年以降で、過去の歴史が遠くなる中、竹島の問題が具体的で分かりやすいためだ。
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また韓国には「疑似戦争観」があり、「日本よ、かかってこい」という雰囲気がある。背景には、日本統治時代に支配されていたことではなく、支配から自分の力で脱しきれなかったことがある。民族的なうっぷんを晴らすために、サッカーやスケート、WBCなどに熱くなる。
韓国に不法占拠を許したのはわれわれにも責任がある。教育を徹底させ、後世に伝えていってほしい。
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