平沼赳夫さんの1月30日代表質問起こし(転載)

2013.02.04 Monday 00:44
くっくり


 
このことを念頭に置いて、以下所信にはないことを含めて質問をさせていただきます。
 
安倍 ただいま、平沼赳夫議員から、格調高い、そして示唆にとんだご質問をいただきました。お答えをさせていただきます。
 
Q1 皇統の伝統・男系継承についての見解
 
平沼 まず、皇統の問題です。
 
平成16年12月、皇室典範に関する有識者会議が突如設置されました。国論を二分することになったわけであります。背景には昭和40年11月30日に礼宮文人親王、現在の秋篠宮殿下ご誕生以降、平成16年まで40年間、親王様のご誕生を見ない異常な事態がありました。この40年間に8方の女子皇族がご誕生になっておられたのに、男子は0という状態でした。男女ほぼ5割と見られている確率から見れば、異常な事態が出現しておりました。今上陛下の次の次の世代において、皇位を継承すべき男子のお世継ぎがおられないということで、これに一応応えての有識者会議の設立でした。
 
しかし、これをよく吟味してみると、皇室の危機を克服するどころか、この危機に乗じて皇室の解体の企図につながる皇室典範の改正という手段で、これを間接的に行おうとする意図が明白なものとなりました。そして平成17年の1月に開始された有識者会議の結論は、女系天皇の出現を可能とするようなものになりました。当時の総理大臣は、「よい答申をいただいた。次の通常国会で取り上げる」とまで言い切ったのであります。しかし平成18年、2月7日に秋篠宮家の紀子妃殿下ご懐妊の兆候が発表され、2月9日には皇室典範改正法案の国会提出は見送るということになりました。そして同年の9月6日に悠仁親王のご誕生でこの作業は打ち切られることになったのです。
 
しかし、皇室典範の改正を目論んだ勢力は決して諦めておりませんでした。平成23年10月に女性宮家の創設という名分を立てて行動が開始されました。私には思い起こすことがあります。有識者会議で国論が二分された時、平成18年の春、武道館で国民大集会を開催致しました。当時のマスコミの一部は、あんな大会場を満杯にするような人は集まらない、せいぜい半分だ、こう揶揄致しました。

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