02首相の靖国参拝反対派への反論(中)【暫定版】
2006.08.26 Saturday 04:19
くっくり
<5>-(2) 『A級戦犯』を認定した東京裁判とは?
・極東軍事裁判(東京裁判)は勝者による一方的な裁きでした。判事、検事に至るまで戦勝国及びその植民地の人間ばかりで、敗戦国どころか中立国も含まれていません。反対尋問はいちおう行われはしましたが、偽証罪がなかったため、ウソを言っても責められることはありませんでした。法的観点からも事後法で裁いているから正当性に疑問があります。
また戦勝国の戦争犯罪は一切問われることはありませんでした。アメリカ人弁護士ブレイクニーは法廷で「原爆を投下した者がいる!この投下を計画し、その実行を命じ、これを黙認した者がいる!その者達が裁いているのだ!」と発言しましたが、同時通訳が突然止められ、日本語の速記録にもこの発言は記載されませんでした。
東京裁判のこれら問題点ついては、日本の靖国参拝反対派も異議を唱えてはいません。【8/28 2:00追記】
・『A級戦犯』はよく協議されて選ばれたのではありません。初めから「25人くらい」と決めて、悪者探しをしたのです。ナチスの場合は党の上位から選べばいいのですが、日本は内閣が10何回も変わっていますし、そう簡単には行きませんでした。そのため東条内閣の閣僚であるというだけとか、いい加減な基準で選ばれました。【8/28 2:00追記】
・『A級戦犯』として処刑された軍人・政治家らは「敗戦責任」については認めています。そして潔く死んでいきました。横浜やマニラなど世界49カ所の軍事法廷で裁かれた『BC級戦犯』も同様です。1068人が処刑されました(冤罪も多数ありました)。それと引き換えに平和条約が締結されました。
「国敗れ つみ人となり 死ぬる身は 世界平和の杭となるなり」
7歳と2歳の娘を残して処刑された片岡正雄曹長の辞世の句です。数々の遺書にあるように彼らは「祖国の礎石になる」と書き残し、その役割を引き受けて死んでいったのです。今の日本はその人々の死体を礎石として成り立っているのです。
ちなみに「戦犯」とは戦勝国が決めた呼称であり、厚生労働省は「公務死」、靖国神社では「昭和殉難者」と表現しています。
<5>-(2)-1 サンフランシスコ講和条約第11条とは
・『A級戦犯』の問題でよく引き合いに出されるのは、「日本はサンフランシスコ講和条約第11条で東京裁判を受け入れた」とされる問題です。すなわち、「日本はサンフランシスコ講和条約第11条で東京裁判の結果を受諾したのだから、『A級戦犯』が祀られる靖国神社に首相は参拝すべきではない」という主張です。
[7] << [9] >>
comments (20)
trackbacks (1)
<< 01首相の靖国参拝反対派への反論(上)【暫定版】
03首相の靖国参拝反対派への反論(下)【暫定版】 >>
[0] [top]