02首相の靖国参拝反対派への反論(中)【暫定版】

2006.08.26 Saturday 04:19
くっくり



・<1>-(4)、<2>-(1)、<3>-(1)で述べた通り、中国も韓国も『A級戦犯』に関して何かを要求できる法的根拠は一切持っていません。日本や韓国は法治国家なので感情論で法を曲げることは本来許されません。ところが靖国神社について日本は、『A級戦犯』の分祀・廃社などなどの超法規的処置を、中国や韓国から求められ続けているのです。

・<1>-(3)で述べた通り、アーリントン墓地にはアメリカの歴代大統領が参っています。アーリントンには南北戦争で奴隷制を支持した側の南軍の将兵も埋葬されています。が、アーリントンに大統領が参ったからと言って、「大統領は奴隷制を肯定している」とは誰も言いません。黒人はじめアフリカ諸国が抗議したという話も聞いたことがありません。なのに、靖国神社を参っただけで、なぜ「侵略戦争を美化している」「『A級戦犯』を肯定している」となるのでしょうか?

・今、生きている人間は、生や死に対してもっと謙虚になるべきではないでしょうか。先人たちの行為を、後世の人々があたかも神のような絶対的基準をもってして、善だったか悪だったかを一律的に判断することができるのでしょうか?もし参拝することによって、結果として『A級戦犯』の霊に弔意を表したからといって、その人の生前の行動すべてに賛意を表明したことになりますか?なるわけがありません。あくまでも、その死、その魂に対する追悼でしかないのです。
 過去の戦没者に対して等しく追悼、弔意を表すことが、その戦没者の「意思」を肯定することになると考えるのはあまりにも倒錯した考え方です。靖国に祀られているのは『A級戦犯』その人の業績でも何でもなく、その人の魂です。魂はあの世にあります。善も悪もありません。

・勘違いしている人が多いのですが、誰を祭神とするか選定しているのは靖国神社ではありません。終戦までは陸軍省と海軍省が、終戦後は厚生省が戦没者を個別審査して「祭神名票」を作成。靖国神社はこれを受理して、祭神一柱ごとに「霊璽簿(れいじぼ)」を作り、合祀します。『A級戦犯』も、全くこの手続き通りに厚生省から「祭神名票」が送られ、合祀されました。

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