「アンカー」アルジェリア事件の報道されない真相&やっぱり追い詰められてる中国

2013.01.31 Thursday 03:32
くっくり



村西利恵
「本気だということですね」

青山繁晴
「はい。だからものすごい圧力になってる。はい、2つめ、出して下さい」

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村西利恵
「理由その2は、中国経済の不調。反日暴動以降、対中投資が減速している」

青山繁晴
「はい、これ中国経済っていうのはもともと、世界の工場として大きくなってきた。それは人件費が安かったからですね。ところが人件費がどんどん上がってて、しかもみんなの不満がたまってるから、人件費、今後も上げざるをえない。そこで、もう世界の工場でなくなって、つまり世界の資本が逃げていくってところで、ちょうど去年の9月に反日暴動をやって、その、日本がこう引いちゃうだけじゃなくて、もう諸外国が、もうこんなところには投資できないっていうので、あれからずーっと半年間、世界の対中投資っていうのは全部合わせれば、ずーっと、減速、あるいは減ってるままなんですよね。従ってここらで日本に対して、いい顔見せないと、世界からの資本が来なくて、中国経済破綻したら、日本も、その、経済立て直さないと強い国にならないって言ってるのと同じで、中国の、この底力失われますからね、これ大変なことなんですね。そして3つめ」

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村西利恵
「時間稼ぎ。3月の全国人民代表大会で、習近平氏が国家主席に就任しますが、それまでの、ということですか」

青山繁晴
「そうです。習近平さんは、現在は中国共産党の総書記にはなってるけれども、まだ行政職に就いてないんですよ。国家主席に就くためには、中国がいちおう国会だと言ってる、これほんとは国会とは言えないけど、3月のこの全人代ってやつをやらないと、まだ国家主席になれないんですね。普通は形式的なもんですが、今回はそれが力の空白になってしまってるんです。なぜかというと、習近平さんが、本当のトップとしての指導力まだ発揮してなくて、前の胡錦濤国家主席と、その前の国家主席だった江沢民さんとで、激しい喧嘩がまだ続いててですね、しかも江沢民さんが失敗したんですね。江沢民さんっていうのは、日本を恨めっていう反日教育を長くやった人で、それは実は軍の利権と結びついてるんですね。それは、中国人民解放軍だけじゃなくて世界の軍部は敵を作ってなんぼ、それで儲かるっていう仕組みですからね。従って、その、軍と結びついてた江沢民さんが、反日暴動を含めて強気路線をやったら、その、経済はガタガタになるし、中国の足元が揺らいで、それで、江沢民さんは、突然序列が12位にこないだ下がったんですよ。それまで1位と2位の間だった。それが日本の報道では、江沢民さん自身が、いや、私は年だから身を引きたいと立派なことをおっしゃったので、序列が12位になったと、報道されてるんですがそれ目茶苦茶で、江沢民さん個人の問題じゃなくて今言ったとおり、軍の巨大な利権集団と関係してるから、権力闘争に負けて、いったん序列が下がったんです。で、その間ずーっとこれ、3月まで権力闘争続くから、その間やわらかい顔をして、時間を稼がなきゃいけないっていう状況なんです」

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