「アンカー」アルジェリア人質事件から見えた日本の課題&報道されない安倍総理の安全保障ダイヤモンド
2013.01.24 Thursday 05:06
くっくり
青山繁晴
「いや、テロ対策は実は僕の本職のひとつなんですけど、あの、正直このスタジオに入って初めて見た映像もあってですね、映像の中には。あの、ちょっとこう、イラク戦争とかペルー事件とかも比較しても、ほんとに恐ろしい事件ですね、これ」
山本浩之
「はい」
青山繁晴
「で、あの、本当は、その、テロ事件で、一番日本人の方が亡くなったのは、9・11同時多発テロで、日本人も24人殺害されてるんで、あの、過去、人数が一番多いってわけじゃないんですけども、その、人質の方が受けた恐怖感、長時間に渡る恐怖感も含めて、あるいはその、同僚から電話かかったりする、あの、かける、電話をかける同僚の、日本人の側も含めてですね、その恐怖感はどんなものであったかっていうのが、まざまざと、分かりますね。で、その上でですね、あの、こういうあの、日揮の元副社長も含めて、各社の、各国の幹部が集まった時に狙ったんじゃないかっていうのは、あの、もちろん内通者がいたんじゃないかっていうことにつながってるわけですけど、この、実はガスプラントや、あるいは石油コンビナート、あるいは原子力発電所、そういう巨大施設に対するテロ計画っていうのは、必ず内通者、インサイダーって言いますけど、インサイダーを作るっていうのはもう、常識で、常套手段なんです」
山本浩之
「はあー」
青山繁晴
「で、しかもそのイスラム原理主義っていうのは、日本ではイスラム過激派って言われるから、こう浮いた存在に見えますけど、実際イスラム社会に根付いた存在ですから、その、新たに、たとえばカネを払って雇うんじゃなくて、もともと、イスラム原理主義に共鳴してる人が、ほとんどの場合、そういう巨大施設があれば、いるんですよね。で、従って、同様の事件は、これからも繰り返される恐れは極めて強いのと、それから北アフリカっていうと遠そうに見えますけど、狭い地中海を挟んだ向こう岸は、たとえば、フランスの保養地、コートダジュールだったりしますからね。パリまでは距離ありますけれど、いずれにしろフランスを中心に、あるいはこの、テロがあったからこそ、フランスをもっと支援すると言明したキャメロン首相、これすごいですけど、たとえばそのイギリスに対しても、テロ計画は、計画としてはすでに立てられてると、考えるべきです。従って、日本の旅行者、あるいは仕事なさる方はですね、あの、個人としても警戒して下さい。その警戒の中には、たとえば外務省のホームページを、時間はなくともご覧いただくっていうことと、それから、外務省に電話して、まず、代表にかけて、広報につないでもらって、私は、仕事・旅行で、こうやって、この国に行くんですが、その国の情報を教えて下さいって言ったら、外務省の責務として、これ実際に丁寧に教えてくれます」
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