「アンカー」アルジェリア人質事件から見えた日本の課題&報道されない安倍総理の安全保障ダイヤモンド
2013.01.24 Thursday 05:06
くっくり
村西利恵
「自衛隊法によると、邦人輸送は空路と海路のみで、渡航先の安全確保が必要。武器の使用は正当防衛のみとなっています」
青山繁晴
「これは、あの、どういう意味かというとですね、これパッと見て、意味がすぐ分かる人は本当に、あの、少ないんじゃないかと思うんですが、要は、いまの憲法によれば、日本国自衛隊だけは、海外に出てはならぬってことが基本になってますね。っていうか、ほんとは陸海軍その他の戦力はこれを保持しないになってて、国の交戦権はこれを認めないになってんだから、外に出て活動できることは、基本的に難しいわけです、いまの憲法だと。で、そうすると、まず、あの、行く先が安全でないといけないと。え?そしたら、安全だったら普通に民間機行けばいいじゃないかと、みんな普通に思うと思うんですが、まずここに矛盾があって。いや、ま、でも自衛隊だからいちおう武器を持ってる。で、武器は、その、戦っちゃいけない自衛隊だから、海外では、とにかくいかなることがあっても日本国民を助けるためであっても、つまり戦ってはいけない。侵略戦争ではもちろんない、自国民を救出するという国際法が認めてることをやるのに、戦っちゃいけないことになってるから、正当防衛だけだと。正当防衛だけでいいじゃないかっていう人いるでしょうが、違いますよ。私が自衛官とすると、私自身が襲われたか、あるいは村西さんていうね、その、救出を待ってる日本人がいて、いまここに、近くにいて、僕の保護下に入っている村西さんは救えるけど、ヤマヒロさん、ね、たとえば救えないんですよ。その、遠くに離れてるから」
村西利恵
「えー…」
青山繁晴
「正当防衛とか、意味は、実はそういう意味なんですよ。で、そうすると、もう、危なくて、陸は、自衛隊は出すわけにいかないって話になるわけで。じゃあ、空と海は安全なのかっていうこともあるでしょ(一同同意)。だってアフリカいま、海賊が、たくさん出てるんですよ? だから、もう、こういうこと自体が、極めて奇妙な話になってるから、現在何が検討されているかというと、これですよね」
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村西利恵
「急浮上してきたのが、自衛隊法の改正」
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