「アンカー」アルジェリア人質事件から見えた日本の課題&報道されない安倍総理の安全保障ダイヤモンド
2013.01.24 Thursday 05:06
くっくり
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村西利恵
「海外の日本国民は保護されない、ということ」
青山繁晴
「はい。これもちろん、ある一面を物語っているんですけれども、逆に言うと、もう一回言いますが、たとえば、フランス国民だとすると、フランス国内にいる時も、日本にいる時も、アフリカにいる時も、その、たった一人のフランス国民を救うために、フランス全軍が出て行くぐらい、その、いかなる状況でも守ろうとするのが、国際法の基本理念であり、世界の常識ですが、日本人だけが、これも、今から68年前に戦争に負けてからの、現在の日本国民だけが、日本国内にいる時、と、海外にいる時の日本国民では、政府の扱いが違うんですよ。特に、その、軍事作戦や、軍事的色彩の強い、今回のようなテロに巻き込まれた時に、扱いが変わってしまうんです。その具体例が、実はいま目の前で、進行してるんです。それは何かというと、これです」
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村西利恵
「今回、日本国政府専用機が、初めて邦人の救出へ向かいました」
青山繁晴
「はい。これ、日本には政府専用機っていう、これあの、巨大なジャンボですけれども、そういう飛行機が2機あるっていう、ま、2機って数はご存知なくてもですね、なぜ2機かというと、1機が飛んでると、必ずその、故障があっても大丈夫なようにもう1機つくるんですね。本当はもう1機、3機体制が望ましいんですが。いずれにしてもそういう政府専用機があるってことを、ご存知の方、多いと思います。えー、そして、これ普段、その、天皇陛下とか、あるいは内閣総理大臣が海外行かれる際に、使われることが多いわけですけれども、同時に、海外で日本人が危機に陥った時に、それを、人数の多い少ないを問わず、助けに行く任務があるっていうことも、実はご存知の方、かなりいらっしゃると思うんですよ。ところがですよ、この政府専用機って、あと2年ぐらいで四半世紀になるんですが、つまりもう20数年間、政府専用機ずっと使われているのに、今回、日本人、つまり私たちのような普通の庶民、日本人を救いに行くのは、初めてなんですよね」
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