01首相の靖国参拝反対派への反論(上)【暫定版】

2006.08.26 Saturday 04:17
くっくり



・トウショウヘイの世代の共産党指導者はほとんど成人となってから、一種の政治的イデオロギーとして共産主義思想を受け入れたため、精神的内面には「宗教的心情」を理解できるような素地が残されていたでしょうが、胡錦濤などの現在の指導者たちの場合は全く違います。物心がついてからずっと、完全な共産主義教育の中で育ったのです。同じ教育を受けた同世代の中国人が全員、徹底した共産主義者になったわけではありませんが、胡錦濤らは特別で、まさに思想と心の両面において共産主義を完璧に受け入れた優等生だったからこそ、指導者階層に登り詰めたのです。彼らの信念には揺るぎがありません。そんな彼らにいくら「慰霊」の意義を説明しても無駄です。

・繰り返しになりますが、中国は唯物論、無宗教の国です。信仰の自由はありません。中国共産党は「宗教はアヘン」として法輪功などの宗教を弾圧しています。キリスト教すらも弾圧の対象です。キリスト教徒の多い欧米に気を遣って表向きは認めてはいるものの、実際は中共が認めた教会しか活動を認めていません。よって中国には「投獄覚悟」の地下教会が多数存在しています。中国のキリスト教徒は8000万人ですが、うち75%が地下教会の信者です(アメリカの支援団体による)。

・いわば靖国問題は「文明的衝突」なのです。中国が民主主義国家になって多様な宗教観を受け入れる素地ができれば別ですが、そうでない限り彼らの理解は得られません。もっとも慰霊はその国独自になされるべきものですから、最初から理解を得る必要もないのですが。

<2>-(6) 中国は日本の謝罪を受け入れるつもりは最初からない

・小泉首相はじめ歴代首相は中韓に対して「お詫びの気持ち」を何度も表明してきました。にもかかわらず、中国は「日本は謝罪をしていない」というウソを世界にばらまいてきました。
 小泉首相は05年4月のアジア・アフリカ首脳会議(世界中が注目する場である)で演説し、10年前のいわゆる村山談話を踏襲する形で謝罪の気持ちを表しました(同年8月15日、終戦60周年にも同様の表明をしている)。これにより、国際社会において「日本は謝罪をしていない」とする中国の論拠は崩れました。

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