竹島の日政府式典見送り?で保守が動揺…優先順位を現実的に考えてみた
2012.12.22 Saturday 03:24
くっくり
確かに批判すべきは批判すべきです。
が、この件で「ことさら」批判をすることが、安倍次期政権にとってプラスになるものでしょうか?
蟻の一穴ではないですけれども、保守の間のちょっとした不協和音が大きな亀裂を生みかねない、そのことを私は恐れます。
総選挙で自民党が大勝したと言っても、参院はまだねじれています。
連立を組む公明党との絡みもあります。
今後も、ある程度の公約や政策の「ブレ」というのは必ず起こってくると思います。
そもそも自民党の公約が全て来年達成されるとは、誰も思っていないはずです。
特に外交や安保や領土は相手のあることですから、「一人勝ち」という状況は生まれにくい。
「損して得取れ」の積み重ねだと思うし、100勝0敗はあり得ません。
(民主党政権時代は「損して損取る」「0勝100敗」だったようにも思いますが)
そこを、安倍政権と自民党、そしてそれを支える保守がどこまで我慢していけるかでしょう。
私は安倍自民党が総選挙で勝利した夜、こう書きました。
もしも私たちが安倍さんに強さを求めるのであれば、私たち自身も強くならなければいけません…と。
少なくとも、来年の参院選が終わるまでは我慢しませんか、皆さん。
参院選で勝てば、安倍さんの党内基盤は揺るぎないものになるでしょうし、外交・安保・領土も含め様々な課題も格段に前に進めやすくなるでしょう。
場合によっては公明党との「離婚」も叶うかもしれません。
面白い例え話を見つけました。
安倍さんのfacebookに投稿されていた、Yoshiharu Minamiさんという方のコメントです。
(読みやすいようこちらで改行を入れさせていただきました)
野球での例え話です。
この試合、わがチームの投手は右の本格派の大エース兼主将が登板します。
私たちは待ちに待った右の本格派の大エースの登場ですので、ストライクゾーンのど真ん中に、剛速球・快速球で直球をビシビシ投げて、敵の打者をバッタバッタと空振りさせて、三振の山を築いて欲しいですが、どんな剛速球・快速球を投げる投手でも、ストライクゾーンの真ん中に直球ばかりを投げていたら、必ず打たれて、点を取られます。
敵は、狙い球を絞り、バントをしたり、振り逃げをしたり、時には当たってもいないのに、死球だとアピールしたり、ありとあらゆる卑怯な手も使い、攻撃してきます。
[7] << [9] >>
comments (94)
trackbacks (2)
<< 「アンカー」宮崎哲弥氏が朝日新聞の原真人編集委員を名指し批判
【拡散】ウイグル人亡命者の強制送還をやめるよう、アジア各国へ日本国政府からの働きかけを求める請願(署名)にご協力を >>
[0] [top]