「アンカー」日本のメタンハイドレート開発はアジアの希望!アメリカの学会レポート

2012.12.13 Thursday 03:46
くっくり


青山繁晴
「えー、いじめかどうかは別にして(笑)、まあはっきり言うと、地政学的に間違いなく中国の圧迫受けてますね。北のモンゴル、南のベトナム、ベトナムは中国と戦争までやって、この番組でもやりましたが、今度は海の争いで、やっぱり資源の争いで、もう一度戦争になるかもしれないっていう状況にありますね。それとフィリピンも、中国の南下に苦しんでるわけですね。で、あの、ま、モンゴル別にして、モンゴルも本当は内陸部ではメタンハイドレートに関心あるようですが、メタンハイドレートそのものにすでに関心があるんですね。で、どうしてかというと、そもそも資源が乏しい国だからですね。そして日本は先に、日本海のメタンハイドレート、ああやって、柱が立ち上がってるってことは、皆さんもう一度あの絵に戻していただくと、上で消えてたでしょ?(一同同意)」

image[121212-19-3D.jpg]

青山繁晴
「上で消えてたってことは、上っていうのはつまり水圧が小さくなって、あの、もう一度、上の方見ていただくと、細くなって消えてるんですね、本当は。それどうしてかというと、上が海面なんです。太陽の光が届くようになりますね。で、水が少なくなるから水圧も減りますね。つまり、メタンハイドレートの氷の粒が、溶けてるわけですね。ということは、あれ柱は、生まれて生まれて消えて消えてるんですね。今日も新しく生まれてるんですね。ということは今までの、旧来型の天然ガスですと、あるものを使ったらおしまいでしたが、日本海のメタンハイドレートは、すでにそういう論文も発表されてますが、地球の活動が続く限り、ずーっと新たに作られている可能性がある。そこも大きなポイントで、そうするとそれを実用化すると、私たちが自前資源を持つだけじゃなくて、こういう、中国の圧迫に苦しみつつ、資源のない国に対して、とってもフェアに安く提供できる。アメリカは今まで資源を通じて世界を支配してきましたが、日本はそうじゃなくてアジアの国々の、より自立を促す、中国がどんなに大きくなっても、対等でフェアな関係を築けるようにする。だからアジアの希望だってことを申したんです。AGUでは、中国について触れてません。それは、いわばやり過ぎです。自然学会、自然科学の学会ですから。でも、この国名出したんで、あとで聞くと、研究者の方々は、あ、それを示唆してたんだよねってことを、向こうから言って下さいました。えー、これも、実はエネルギーのことも、できたら総選挙で、有権者の判断にしていただきたいなと思ってます」

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