総選挙の争点は「脱原発」ではなく今日の閉塞状況の根源である「戦後レジーム」からの脱却
2012.12.03 Monday 02:06
くっくり
安倍さんが保守であることよりも、むしろそっちではないかと。
「脱原発」ブーム(あくまでマスコミが作り上げたもの)の中、自民党だけがそれに逆行してるよね、こんな党を選挙で勝たせていいんですか、と訴えていくことに勝機を見出しているのでしょう。
でも、冷静になって考えてみて下さい。
「脱原発」に賛成だという人でも、じゃあ即時撤廃しろとか、明日からゼロにできるはずだとか、そんな極端なことを考えている人はほとんどいません。
できればなくしていった方がいいんだろうけど、でも代替エネルギーもまだ確立されてないし、電気代が急に上がっても困るし、経済のこととかも考えてバランスよく進めていってね、という、緩やかな考え方の人が圧倒的多数です。
そういう状況の中で、たとえば、落日の民主党から他党に移って「脱原発」を叫んでいる議員たちが、実は国民の生活より「自分の生活」を第一にしか考えてないってことも、有権者にはもはやバレバレなわけです。
その意味でも「脱原発」は選挙の第一の争点には決してならないし、すべきではありません。
もっと大きな本当の争点を歪めてしまうことになります。
もっと大きな本当の争点とは、これまた小川榮太郎さんの表現を拝借すれば、ずばり、【今日の閉塞状況の根源である「戦後レジーム」からの脱却】です。
このことを私たち有権者は自覚しなければなりません。
最後に、少し話は変わりますが、自民党が政権公約で「国防軍」を保持するとした件について。
なぜ自衛隊を「国防軍」にする必要があるのか。
これは安倍さんが党首討論やテレビ番組などで何度も説明されています。
が、この「国防軍」構想を逆手にとって、「安倍自民党は右翼だ、戦争のできる国にしようとしている」というイメージを植え付けようとしている一部政党やメディアもあるようです。
また、政治家やコメンテーターや記者の中には、勉強不足なのか生粋のアホなのか、「自衛隊という名前で定着してるのに、わざわざ国防軍にする意味が分からない」といったことを平気で言う人もいます。
この件については、安倍さんがfacebookで改めて分かりやすくコンパクトに説明されているので、最後に引用させていただきます。
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