「アンカー」中国による日本の土地買収問題第2弾!有本香さん現地取材
2012.11.20 Tuesday 02:27
くっくり
山本浩之
「なるほどねえ。じゃあなぜこの広大なですね、森林を、中国側は求めるのかと。その狙いについて、有本さんは2つのキーワードを挙げています。こちらです」
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山本浩之
「まず日本の土地は、“お得”。2つめが、水戦争に備えた、“水資源の確保”なんだと。まず、こちらの“お得”っていうのはどういうことでしょうか」
有本香
「はい。あまりにも日本の土地は今、安くなってしまっていますね」
山本浩之
「はい」
有本香
「あの、ま、不動産っていうのはいろいろ条件もありますが、中国で買うよりも安いじゃないかと、中国人が言います。それからその、日本というのはカントリーリスクがない。かたや中国は、カントリーリスクが非常に高い。ですからその、資産を持っている人たちは、海外に自分たちの資産を分散させるというのが基本ですので、日本のような、その、今、非常に底値に近くてですね、カントリーリスクのない所の土地を買っておくというのは、長期保有も含めれば、まあ銀行にお金を置いとくよりも安心だというふうな感覚で買っているということがあります」
山本浩之
「狙い目だっていうことですねー」
有本香
「はい、そうです、はい」
山本浩之
「それから、水戦争に備えた“水資源の確保”、これは?」
有本香
「ちょっとこれ、言葉が非常にあれなんですけれども、ま、だいたい2040年ぐらいまでの間にですね、今、世界の人口がずっと増えていくと、水の窮乏というのは非常に激しくなって、そしてその水をめぐっての戦争というのが起きてくるのではないかと。特にあの、中国はですね、水は非常に、厳しい状況になっています。それから…」
山本浩之
「厳しいというのは…」
有本香
「はい、水が足らないんですね」
山本浩之
「足りない」
有本香
「はい。あの、長江の水を、あの、黄河まで引っ張るというような非常に乱暴なプロジェクトもやっていますし、それからあの、地下水がですね、ものすごく汚染されてるんですね。ですから良質な、きれいな、飲料水にできるような地下水を持っている所、というのを、世界的に、かなり物色して買っている、資産家の人は多いです」
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