2006.08.22 Tuesday 01:46
くっくり
麻生太郎外相は21日昼、所属派閥の河野グループの臨時総会で、正式に出馬を表明した。午後2時から自民党本部で記者会見し、政権公約を発表する。総裁選は、すでに出馬を表明した谷垣禎一財務相と安倍晋三官房長官との3人の争いになる見通し。故吉田茂元首相の孫である麻生氏は「保守本流」として政策本位の総裁選を訴える考えで、安倍氏への急激な世代交代を敬遠するベテラン勢への浸透がカギとなる。
麻生氏は河野グループの臨時総会で、「5年3カ月前に総裁選に出て以来、この機会をずっと思い続けてきた」と出馬の決意を強調。出馬に必要な推薦人20人が確保できたことを明らかにした上で「立候補できる態勢ができたことは大変ありがたい」と所属議員に頭を下げた。
また、麻生氏は同日午前、自宅前で記者団に「心新たに頑張りたい。選挙は投票箱のふたが閉まるまで分からないので全力でやる」と述べた。
自民党本部での記者会見では、政治主導を目指した中央省庁再々編や地方の活性化策などを盛り込んだ政権公約「日本の底力」を発表。その後党5役のほか党内各派の事務所を訪ねて出馬を報告し、協力を要請する。
麻生氏は小泉政権下で党政調会長、総務相、外務相と要職を務め、郵政民営化などの構造改革を推し進めてきた。麻生氏は「小泉改革は既存のシステムを破壊した功績は大きいが、新しい国家を作るまでいたっていない」として、単なる改革の継承ではなく、改革路線の再構築を目指す考えだ。
政権公約では、日本の進むべき姿として「活力ある高齢社会」「豊かさの実感できる社会」などを提言。基礎教育充実のため義務教育開始年齢の前倒し、高齢者パワーを生かす社会参加支援などを打ち出す。外交では、日米同盟を基軸にアジアの安定と発展を目指すことを盛り込んでいる。
麻生氏の出馬表明を受け、支持する議員らは同日中に国会近くのホテルに総裁選対策本部を立ち上げ、選挙対策を本格化させる。
≪麻生氏の政権構想要旨≫
【国家像】
国民が豊かさを実感できる社会、安心できる社会を構築。長寿社会を活力ある明るいものに。先駆者的国家として課題解決▽小泉改革は自民党に限らず既存の政治行政システムの既得権益を破壊したが、破壊から創造へ進めなければならない▽生産性、生活空間、働きがい、学ぶ喜び、安心安全、地域参加、外交の7分野で「豊かさ実感倍増計画」提唱。
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