「アンカー」16日解散を決断した野田首相の事情&第三極の動き&人権救済法案提出の狙い

2012.11.15 Thursday 02:26
くっくり


山本浩之
「ええ、そうですね」

青山繁晴
「それは、どうしてかというと、このTPPっていうのは、たとえば、JA、この言い方僕は絶対したくないんですけど、要するに、農協ですよね(一同同意)。何で農協って言っちゃいけないのかよく分かりませんが、まあ、今、JAって言っておられますけど、ここがもう猛反対されてて、えー、そして、当然、農村の選挙区を中心に考えると、民主党の中に、そういう選挙区から出てる代議士を中心に強い反対論があるから、これ言ったら、騒ぎになることは分かってるわけですね。これ騒ぎになることを分かってるのに、なぜわざわざ、民主党が一部分裂することを、あえておっしゃったのか。これは実は、ここが、実は今日の話の一番要と言ってもいいんです。それは実はこういうことです」

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村西利恵
「TPPを争点にすると決断した理由は、情報当局者によると、日本政治の正体?」

青山繁晴
「はい。これ、情報当局者、あの、書きましたが、これは、この場合は、僕のほうから実はこうではないですかと問題提起をして、これ電話じゃなくて実際にお会いをして、複数の方々と、複数の違う場所でお会いして議論した結果、意見が一致した点を皆さんにお見せしてるんです。というのは、日本が戦争に負けてから、今日までの67年余りの、日本政治の正体というものが、実はあります。漠然と分かっているけれども、今回ほどそれが、このTPPの騒ぎではっきり出てきたことはないと思ってます。まず、その正体の1つめはこれです」

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村西利恵
「アメリカ」

青山繁晴
「はい。すなわち、TPP賛成と言った瞬間から、アメリカ合衆国が、オバマさん再選されたばかりのアメリカが、野田総理の味方になってくれるであろうという、読みなんです。これ逆に言うとですね、民主党は鳩山由紀夫さん、あるいは菅直人さん、2代続けて、無残な辞め方になりましたけれど、これあの、民主党の人たちにほんとに聞いていくと、みんな一致してひそひそ声で言うのは、本当は国民の考えが離反した、ね、そういうことよりも、つまり総選挙で負けたわけじゃないから、そうじゃなくて、ほんとはアメリカに嫌われたからだと」

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