「アンカー」16日解散を決断した野田首相の事情&第三極の動き&人権救済法案提出の狙い

2012.11.15 Thursday 02:26
くっくり



村西利恵
「そうですね」

青山繁晴
「橋下さんはそうは言ってませんよ? しかし、石原さんさえ好みを変えれば、好き嫌いを変えれば、これが急に結びつく可能性はあるんです。それ何で、その可能性があるかといえば、本当はこれが本音だからです。出して下さい」

image[121114-18yuruse.jpg]

村西利恵
「太陽の党の石原共同代表は、昨日(13日)の会見で、『このまま衆院選になると、自民・公明両党が、過半数を取りかねない。許せない』と話しました」

青山繁晴
「うん。これ昨日の会見でおっしゃったばっかりなんですが、普通に聞くとですね、ま、善良な市民が普通に聞くと、ああ、あの、古い政治に戻っちゃいけないって意味なんだなと、受け取られたと思うんですよ。僕はその受け取り方あくまで尊重した上で申しますが、本音は違うと思います。つまり、自公両党が次の総選挙で、自公だけで過半数取っちゃったら、石原慎太郎さんの芽はないんですよ」

村西利恵
「そうですね」

青山繁晴
「総理に絶対なれない。なるのは当然、安倍晋三さんなわけです。石原慎太郎さんは今回、いち国会議員として戻ったんじゃ、戻ろうとされてるんじゃありません。内閣総理大臣になるためです。内閣総理大臣になるためには、唯一の、ひとつの道しかない。自公が、意外にも過半数、両党合わせても取れなかったと。そして、ある程度新しい勢力の、議席があって、特に日本維新の会は比例票かなり出ますから、キャスティングボートを握ると、皆さん、94年頃の、90年代前半の細川政権の時を思い出して下さい。あの時、非自民政権ができた時に、細川さんの日本新党っていうのは小さな議席しかなかったのに、キャスティングボートっていうことで、それこそ小沢さんに祭り上げられて総理大臣になったんですね(一同同意)。それをもう一度狙ってるっていうのが、この、真意です。だから、総理大臣になるためだったら、あー、かつて、野中広務さんが、小沢さんと手を組む時に、悪魔とでも手を組むって(笑)、失礼な話で、ね、小沢さんにしたら野中さんにそんなこと言われる筋合いないわということだと、思いますが、しかしそれをもう一度頭に置かれてるってことが、この言葉の裏なんですね。で、これは私たち主権者は、これからいよいよ、おそらくは12月総選挙になるわけですから、きっちりそこは頭に入れなきゃいけないです。つまり、野心のためや、あるいは、勝ち負けのためだったら何でもできるっていうのが政治家であって、それは石原慎太郎さんも、橋下徹さんも、例外じゃないと、いうことは考えなきゃいけないんですね。そのひとつの証拠として、まあこれは、橋下さん、石原さんのことではなく、あの、ありませんが、政治家とはこういうものだ、あるいは権力というのはこういうものだを考えるために、最後にこれを見て下さい」

[7] << [9] >>
-
trackbacks (1)


<< 世界が愛した日本〜インドネシアとウズベキスタン「ビーバップ!ハイヒール」より
三宅久之さんご逝去 最後まで安倍さんのことを気に掛けておられました >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]