「アンカー」脱・思い込み!日本外交・尖閣・竹島・拉致
2012.11.08 Thursday 00:49
くっくり
「はい。このアジア欧州会議っていうのは、国際社会で、首脳が集まってやる会議としては比較的新しいものですね。これあの、つまり、今まで日本を含めたアジア諸国ってのはヨーロッパと付き合う時に、必ず間にアメリカが入ってたんですけど、大統領を選んだばっかりの。しかしそれを抜きにしてアジアと欧州が、直接話しましょうと、いうことで始まったんですね。1年おきにアジアでやってヨーロッパでやってってことを繰り返すと。ヨーロッパからはけっこう、今まであんまりアジアになじみのなかったちっちゃい国の首脳もおいでになって、これ実際とても意味のある、会議だと僕も思ってます。で、今回は、ラオスで行われました。ラオスの首都ビエンチャンで行われたんですけども。この写真、これ、あの、テレビとか新聞の紙面で見たなって人多いと思うんですよ。これあの、どういう風に日本で報道されてるかというと、野田総理の前を、これ中国の温家宝首相ですが、中国の首相が、この目の前を通っていったのに、目線も交わさずに、挨拶もなく、立ち話もできなかったと、いう風に報道されてるんですね。えー、今あの、ちょうど絵(映像)も出ますが。野田総理の方は立ち話ぐらいはせめてしたかったのに、温家宝首相に無視されたと。つまり、野田さん、やっぱりだらしないじゃないか、中国に無視までされちゃって、で、こんなこわばった顔になってと、いう風に、えー、これはもう、あの、テレビ・新聞いろいろ立場があるはずなのに、もう揃ってそう報道してるんですが、さっきの画像(映像)を見られて、お気づきの方いらっしゃると思うんですね、たくさん。あれ普通に考えたらですね、まずあれ、これはどういう場面かというとですね、記念撮影をここでやってたわけですよ、みんな並んで。もう一回(映像が)映りますね、こうやって記念撮影しました。で、記念撮影が終わったので、当然、みんな忙しいですから次の日程があるんで、ザーッと動くわけですね。で、温家宝首相を注目していただくと、野田さんにだけ挨拶してない、野田さんとだけ目線交わしてないんじゃなくて、ヨーロッパのどなたにも、アジアのどなたにも特に目線交わしてないし、挨拶もしてないんですよ。従ってこれは、立ち話に失敗したとか無視されたって話ではなくて、ごく当たり前のことに過ぎない。別に立ち話してもいいですけど、別にしなくても全くかまわないことであって、これで日本外交や、野田さんがまたダメだったって話が報道されること自体が、実は思い込みなんです。どういう思い込みかというと、敗戦後の日本のメディアっていうのは、これは新聞・ラジオ・テレビを問わずですね、とにかくこういう、あの、国際社会の場があったら、首脳会談やれないと、やれないだけで失敗だって思い込みなんです。首脳会談なんかやらない方がいい時も当然あるわけです」
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