「アンカー」“野田総理は約束守る人”前原発言の真意と石破幹事長の戦略&有権者が議員に問いかけてほしいこと
2012.10.25 Thursday 02:35
くっくり
「はい。これも、あの、よく見るような絵ですけれども、実はちょっと違うんです。それをちょっと見ていただくとですね。まずこの、黒字で書いたところは、これ、事実上もう、全部決まってるやつですね(一同同意)。10月、つまり今月の29日から臨時国会開くことになっていて、そしてその国会では、これまだ、できるかどうか分かんないから、これ青字になってますけど、その、日本の今の財政は赤字国債出さないと、えー、財務官僚の言い分によれば、11月末にもうお金全部なくなっちゃうと言ってるわけで、赤字国債を特例として出してもいいよって法律を、早く成立させなきゃいけない。そして、実は今の衆議院議員の制度は、もう違憲だと裁判所に言われてるから、その1票の格差を直さないと、実は解散しても総選挙はできない、総選挙やっても、無効になるかもしれない。この臨時国会でこれだけはやらなきゃいけないってことになってるわけですね。それを無事にできたとして、11月30日で終わって、そして、来年にはまた通常国会を、これは法の定めによって開かないといけない。そして、実はもう来年になると、衆議院議員の4年間の任期が、8月29日で終わっちゃう。そして、その前に7月28日に、参議院議員のちょうど半分が任期切れが来るから、ここでダブル選挙をやったらいいと。つまり、細野さんを、総理にした場合、その細野さんでイメージアップされて、あの、残念、残念ながらって言っちゃいけませんね、いくら何でもね。でも支持率が、こう、かなり上がると。たとえば40%50%ならもう、たぶんもう、そこで解散しますよ。あの、バレないうちに解散する。でも、たとえば30%程度だったらどうしようか、30%程度だったら細野さんのイメージを、うまく使ってここまで引き延ばして、するとその間ずっと議員でいられると、いうふうになってるねっていうのが、この前原さんが、正直に党内を見て考えてるところなんですよね。そして、えー、自民党の側からは、石破さんから、安倍さんも含めて、12月9日に総選挙をやれ、臨時国会の間に解散しろって、圧力がかかってる。で、その時に、前原さんが、えー、年内に解散すべきだって言ったから、自民党の味方するのかと言って、その、前原さんは、党内から、いわば、その、嫌われてるわけですよ。ね。激しく非難されてるわけです。ところが、公平に見て、前原さんの真意っていうのはですね、その、たとえば輿石幹事長や、その他の人が考えてるような、ダブル選挙まで、持って行くと、その、衆議院議員の、その、あの、議席は少し伸びるかもしれないけど、それは半年ぐらい延びるだけの話であって、結果どうなるかというと、衆参ダブル選挙で、全部民主党が負けて、要するに民主党が全部負けるってことは、自民党の側が全部勝つってことだから、要は、民主党が、解体になると。で、前原さんっていうのは実は、石破さんと、長いこと、政界再編、保守の新党をつくろうと考えてきた人ですから、民主党が解体になってしまったら、今までの古い自民党だけでいいって話になって、政界再編なんか起きないと。だから、民主党が、その、年内に解散総選挙をやって、年内に解散して、年明けの総選挙になって、民主党が、衆議院の、あの、議席を失っても、しかし、参議院議員の選挙はまだやってないんだから、そうだと。参議院ではまだ第一党ですから、民主党が。その間ねじれ国会で影響力を持つことができて、自民党との、いわば公平なせめぎ合いも起きるから、政界再編のきっかけもつかめる。もともと野田さんはそういう志あったんでしょ。だから、その、党内の保身の声に、ごまかされないで、年内に解散すべきだっていうのが、実はこれが、あの、フェアに見て、真意です。僕の責任で断言しますが。但し、前原さんが党内で人望失ってるから、この真意が全然理解されないってのは僕は前原さんの責任だと考えます…」
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