女性宮家創設めぐるパブリックコメントはそれでも送っておくべき

2012.10.13 Saturday 02:57
くっくり


 (但し今回の「論点整理」では、女性皇族の範囲は「内親王」に限定されていますが)

 あと、最近で言うと、朝日新聞10月10日付社説なんかも酷かったですね。
 特に後半部分、皇位継承問題について「旧宮家復帰」案を否定した上で、こう述べています。

  将来、皇位継承の問題を真剣に検討しなければならない時がくる可能性はある。そうなった時は、その時点で考えられる選択肢のなかから、その時の国民が答えを出せばいい。
 今の世代は判断の幅を残しながら次代に引き継ぐ。この問題にはそんな姿勢でのぞみたい。
 
 ?小平の「尖閣諸島棚上げ論」じゃあるまいし!(=_=)

 支那の意向に沿って日本が「棚上げ」しているうちに、彼らは着々と力を蓄え、武力侵攻も窺うほどになりました。

 皇位継承問題もそれと同じで、朝日が主張するような安易な「棚上げ」を続ければ、その分、女系天皇推進派の有利に働いていくように思えてなりません。
 特に「旧宮家復帰」は、年月が経てば経つほど難しくなるでしょうから。

 もちろん、朝日の狙いはまさにそこにあるんでしょうけどね。

 但し、「皇室の安定のために女性宮家創設を」と善意で言っている人たちも中にはいます。
 短期的な視点で見た場合、そう言いたくなる気持ちは私も分からないではありません。

 が、将来に渡っての皇室の安定を考えるなら、女系天皇につながる動きは決して許してはなりません。

 女性宮家創設は、将来的に女系天皇を誕生させようという策謀に他ならないことを、まず押さえておく必要があると思います。


 話は戻りますが、先ほど紹介した櫻井よしこさんの「野田首相に申す」10月11日付のこの一文……。

 「かつて男系男子の皇統を守ると明言した首相は藤村修官房長官の10月5日の論点整理発表をなぜ許したのか」

 これって単に野田首相が、財務省(消費増税)や外務省(尖閣諸島に船だまりを造らせない)に続き、宮内庁にもやられちゃったって話ではないですか?

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