女性宮家創設めぐるパブリックコメントはそれでも送っておくべき
2012.10.13 Saturday 02:57
くっくり
いや、「出てこさせ」ます。
そういうことを狙っている勢力がいるのです。
皇統廃絶を狙う内外の勢力が、無責任で無自覚なメディアを操って、そのように国民を誘導していくでしょう。
もちろん自覚していて確信犯でやっているメディアも多いです。
例えば、毎日新聞2012年1月7日付に掲載された、?仁親王殿下のご長女・彬子女王殿下のインタビュー(毎日新聞の当該記事はすでにリンク切れのため、ほそかわ・かずひこ様のブログを参照)の扱いです。
この中で、彬子女王殿下は女性宮家創設問題に対してお考えを発信されています。
そのため、メディアは「女性宮家創設を当の女性皇族はどうお考えなのか」を紹介する際、よくこの記事を引用します。
ところが、メディアの多くは、
「今の議論は女性宮家を創設するかしないか(のみ)になっているような気がして、そこには違和感があると申しますか……。男系で続いている旧皇族にお戻りいただくとか、現在ある宮家をご養子として継承していただくとか、他に選択肢もあるのではないかと思います。女性宮家の議論だけが先行しているように感じられます」
という彬子女王殿下のご発言は無視し、
「『お前たちは結婚したら民間人だから』と、子どもの頃から父に言われてきましたが、その前提が大きく変わるかもしれないというので、私自身、落ち着かない状態です」
「私は、結婚後も公務をすることに抵抗はありませんが、女性宮家創設はお相手の方の将来にも関わってくる問題ですので、決めるのであれば早く決めていただきたい」
というご発言だけを紹介するのです。
(10月11日放送「ミヤネ屋」もそうでした)
「今の議論に違和感がある」「他に選択肢もある」という、ご発言の肝の部分は伝えない。
明らかに作為的です。
「論点整理」では、【基本的視点】として、「新制度は一律に適用せず、女性皇族ご本人の意思を反映できる仕組みとするとともに、婚姻の障害にならないよう配慮する」とあります。
女性宮家の議論そのものに違和感を感じておられる女性皇族がおられるのですから、まずはそのご意思を反映できるよう配慮するのが筋道ではないでしょうか?
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